湯平温泉&幣立神宮

2005年5月9日〜10日春一疲れも取れないままに、急遽九州へ帰った。
8日の夜9時に関西汽船に乗り、翌9日午前10時20分に別府観光港に到着。
でも、自家用車はなかなか降ろしてくれない
(>_<)
まず、トラックが降りた後、やっと降ろして貰えたのは30分ぐらい経ってから。
その間ずっと車の中で待機・・・あれはちょっと辛い。

むかえに来てくれていた従姉妹と、大昔に入ったことのある喫茶店でお茶をして、12時前に湯布院へ向かった。
う〜ん、やっぱり九州横断道路やまなみハイウェイは気持ち良い〜♪
30分弱で湯布院到着!!
此処で、ちょっと叔母とお話しした後、玉ノ湯別館「葡萄屋」へ行った
(*^_^*)
25年ぐらい前は、湯布院と言えば亀の井別荘「湯の岳庵」と玉ノ湯別館「葡萄屋」しかなかったんだけど、今は雰囲気の良さそうな旅館もお店もいっぱい増えてる。
湯の岳庵と葡萄屋さんは、ほとんど老舗化してるかな。
お店の雰囲気も、働いている人も、「洗練された田舎風」。不思議な言葉だけど、行ってみたらきっと判ると思う
(^_-)
私達は一人3700円の会席弁当「花」を頼んだんだんだけど、鯉の洗いや豊後牛のステーキ、それとお吸い物が、鯉こく、田舎みそ汁とスッポン汁から選べる。
ねこきりはコラーゲンたっぷりのスッポンにしました♪美味しかったよ〜
(^^)v
刺身・・・特に川魚の苦手なKIRIさんも、鯉の洗いを綺麗に平らげてたぐらいだから、料理人の腕はかなりのもの。
夜は、我が家からの五黄ラインを避けて湯平温泉まで足を伸ばした。
と言っても、車で20分ほど。
湯布院が別府の奥座敷で、湯平は湯布院の奥座敷だとか。
どんどん奥に入って行くわけで・・・
(^^ゞポリポリ

今回初めて行ったんだけど、なかなか風情のある温泉街でしたよ♪
宿はネット予約で「
山荘松屋」を取った。
細い道をそぉ〜っと降りていくと、松屋の駐車場があり、そこに車を止めたら、坂道沿いに在りました。
ほとんど民宿♪玄関を入ったら、なんの手続きもなくそのまま部屋に案内されて、お風呂の説明だけして女将さんらしき人は出て行ってしまった。
部屋においてある説明書きには、「お布団はご自由に敷いて下さい」って・・・まっ良いか!
ちょっと、時間が早かったので、外を散策した。

外湯巡りの銀の湯温泉 こんな川が流れています

この右側の建物に泊まりました。
左側が川で、ずっと水の音が聞こえ続けてたんですよ。
温泉は、この坂を上ったところに階段があって、
それを下りると、家族風呂が3つ在ります。
入り口の札が「空き」になってたら、札をひっくり返して、「入浴中」にしてから入ります。
湯船が二つあって、お湯はねこ好みのちょっと熱め。
最近何処の温泉でもレジオネラ対策で、塩素の臭いがするんだけど、此処は人が少なかったせいか、
湯量が抱負でかけ流しなのか、全然嫌な臭いが
しなかった
(*^_^*)
夕方、夜、翌朝と3回入りました♪

ネットで見た感じ、この辺り、何処の旅館も結構リーズナブルな値段設定でした。
後で判ったことなのですが、湯布院の従姉妹の旦那さんが、此処の向かい側にある「しみず」と言うホテルで料理を作っているとか!!
そちらは、民宿風旅館が多い中、結構立派な建物でした。
松屋さんの料理は、本当に量が多い!!
女将さんは「ヘルシーなものばかりで、もの足らないんじゃないですか?」なんて言ってたけど、もう、動けなくなるまで食べてもまた残ってましたから・・・。
そうそう、此処の旅館、部屋食にして貰うと500円UPです
(^_^;)


運転手
(KIRIさん)は、まだ春一疲れが残ってるし、船は7時。従姉妹にももう一度会っておきたいし、別府の叔母も見舞いたい。時間が足りるだろうか?などと色々悩んだけど、翌日はやっぱり幣立さんまで行くことにした。
それでちょっと早めに朝ご飯。久しぶりに生卵付きの朝食でしたよ。とは言っても、焼きたい人は各自固形燃料のコンロ(?)みたいなのにベーコンが乗っかってるからそれで目玉焼きにも出来る。でも、やっぱり玉子かけご飯♪KIRIさんは3膳食べました
(^^)v
8時半には旅館を出て、阿蘇へ向かった。
急遽出たため、ちゃんとした地図を持って行ってなかったので、道路標識が頼り。
湯布院まで戻れば簡単だったんだけど、旅館を出てすぐの道をそのまま直進。
「この道で久住へ行くって書いてあるから大丈夫でしょう♪」と、そのまま走る。
なんだか、道が新しくできたばかりのようでとても走りやすくて、途中にまた温泉地なんかがあってなかなかイイカンジ♪
今度来たときは湯平の奥・・・と言う感じのあの温泉にしてみようかな〜
(^^)v
何とか無事に九州横断道路に出た。

横断道路からみた九重山

お天気は最高♪上の写真ような火山を見ながら、緑の草原の中を走ったわけです。(走ったと言っても車が・・・ですが(‥ゞ)

そのまま阿蘇一宮まで出て、阿蘇根子岳を右に見ながら南下します。
幣立神宮には、前にも行っているので大丈夫だろうと思っていたのですが・・・
(-_-;)
やっぱりお決まりのようにKIRIさんは迷ってくれました。
一本道なので迷うことは無いはずなのですが、それでも迷ってしまうのがKIRIさんのKIRIさんらしいところ
(^^ゞポリポリ
もう少し走れば大きな看板があるものの、「行きすぎてる!」と言って引き返してしまうなんて・・・。
まぁ、あそこはなんにも知らない人でも、「なんか、道を走ってたら、急に此処に行かなあかんと思って、運転してる人に曲がって貰ったんよ」って言う人もいれば、判ってても迷う人もある!!
まぁ、神様との御縁ってそんなものなのかもね
(^_-)
迷いはしましたが、ちゃんと
幣立神宮に辿り着けました。

ご本殿正面です 拝殿に向かって左側から

ご本殿に上がらせていただいて、神前に座ると、祝詞が書いてある紙がおいてあったので、そのまま祝詞を上げました。
で、最後に小さな字で、大変なことが書いてある
(@_@)
え゛〜っと思ってその紙をひっくり返してみたら・・・古神道の先生は口をつぐんでしまった大変な秘言
(太祝詞言)が書かれてある。
せっかくなので、前に置いてあった三宝に100円玉を乗せて一枚頂いてきました。
いや〜っ、本当にびっくりしましたよ。

まぁ、ねこ的には此処の本殿辺りはあまり好みではないのですが
(だから迷うのか?)裏の水神が居る場所が・・・超好き♪
だって、龍が間違いなく生きてる場所なんだもん
(^^)v
膝が痛いので足を引きずりながらも、降りていきました。
でも、最初こそ痛い膝を庇ってそっと歩いてたんだけど、だんだん痛みが薄くなって行って、最後には普通に降りてたからねぇ・・・気場が良い所ってやっぱり凄い!









龍神さんの居るお社 御手洗の池

由緒書き お腹に渦巻きの龍???

八大龍王と北辰妙見が同じように扱われている場所って、あんまり他にはないなぁ・・・。どっちも仏教的な臭いがするけど、それも有りかな(^^)v

此処のお社に入る手前にちょっと水の澱んだ沼があります。
前に行ったときよりも随分綺麗になってたけど、やっぱりちょっと気が足らない感じ。
だって、阿蘇から飛んできた龍君が此処でお水を飲んでから本殿裏側に登っていかないといけないのに、これじゃあ龍君がちょっと可愛そう・・・。
で、「ゾーさんが居たら、大きいのを頼むのになぁ・・・」とねこが呟くと「わしがやったる!」とKIRIさん♪
ちょっと人が居なくなるのを待って、慣れないものでちょっと小さめではありますが、光のマニ宝珠の大神様をしてくれました
(^^)vイェ〜イ

これが龍君の登る道です(^^)v

この後また山道を登って、本殿の所まで戻りました。












カムロギ カムロミの大神が降臨された大桧 天照の御神鏡と言われている瘤






肉眼で見たらもっと龍みたいな雲だったんだけど・・・。
でも、なんだかこの雲がずっと自己主張してたんだよねぇ
(^^)v







表五百枝の杉 駐車場前の遙拝所からみた「高天原」!!


結構此処でゆっくりしてしまったので夜7時の船に乗るために、また別府へ向かって走った。
途中、新しくできていた一宮のドライブインで赤牛煮込みカレーを食べたのですが結構ちゃんとしたカレーでしたよ。
古代米を混ぜて焚いたご飯で、豆と黒米がアクセントになっててなかなかおしゃれ♪
湯布院の従姉妹の家でちょっとお茶をして、別府まで走る途中に、いつも気になりながらも車を止めずにいた磐坐にちょっと寄り道♪





由布岳をバックに 不思議な割れ目が・・・

横断道路の端に、こんなのがゴロゴロ転がっている所なんか、やっぱり九州は凄〜い!!

この後、別府の叔母を見舞ったんだけど・・・かなり面白かったのでちょっとご紹介。
去年お見舞いに行ったときには完璧に呆けてて、「40年ぶりに来てくれたんやねぇ。声がおばさんになってしもうて・・・」と言った叔母。
ほとんど目が見えないので、声で判断してたわけです。
で、今回も、つい先日電話で話したときには私のことが良く判らなかったみたいだったので、名前を言った。そうしたら「え〜っと、大阪のかい?」と・・・判ってる
(^.^;
で、「久しぶりやねぇ」と言うから「40年ぶりやから」と言うと、「そう40年前に大阪に行ったけど、最近来てくれたよねぇ」って
(>_<)
『うわ〜っ、呆けてない!ごっつ回復してる〜』と心の中で叫ぶ私
σ(^^)
でも、途中でちょっと変なことを口走る・・・「そこに頭に包帯巻いた男の人が居るやろ?3日ほど前にここに来たんじゃ〜」と・・・。
そんな人居ないし、だいたい老人専用の病棟。それにおばさん目が見えてないはず。
しかし、「そこに・・・」と言ったときの目は、確かに何かを視ている目
(^_^;)
「家にじっと居ったら飛行機が落ちてきて怪我したんとぉ。運の悪い人やねぇ」って。
でぇ「そんなに包帯巻いて、痛いやろって聞いても、自分では良く判らんみたいや。1月ぐらい前に怪我したらしいし・・・」って。
ねこは、自分ではそんなにはっきり視るタイプじゃないけど、何故か他人が視てる時には判るから、『あ〜っ、おばさんにはみえてるなぁ・・・』と思いながら話を合わせておいた。 
まぁ、終戦直後の霊でも視てるのかなぁと思いながら病院を後にした。
でぇ、船に乗る前にその叔母の娘に電話したら、「ばあちゃんまた変なこと言いよったろ?」と。
「いえいえむっちゃ頭、しっかりしてたよ・・・。でも、頭に包帯巻いた男の人が居るって・・・けど、あれは呆けてるんやなくておばさんには間違いなくみえてるんだから大丈夫」
「あ〜っ、1月ほど前友達が飛び降り自殺して、お葬式に行ったら頭に包帯巻いちょったわぁ。ずっと忙しくてその後連休までばあちゃんとこへ行ってなかったし、その時に私が連れていったんやろか?」って
(>_<)
多分その男の人、自殺したって言えなかったんだろうねぇ・・・。それで飛行機が落ちてきたなんておばさんに誤魔化したんだ・・・
(-_-;)
う〜ん、最後にちゃんと謎解きも付いた!!

恐るべき霊感体質の家系・・・。その従姉妹は落ち武者視たりするし、他の従姉妹も結構色々視る・・・。ねこだけはあまりそっちのタイプはみえない。父方の血が強かったんだ〜ラッキッ♪きっとそう言うことが「当たり前」として受け入れられるから、視ないで済むんだろうな
(^^)v

まぁ、色々あったけど、良い祐気取りもできたし、楽しい旅でした。

ちなみに夜中の時間帯に瀬戸内海で取れたねこの「西」の効果バッチシで、美味しいものにありついたし、帰ってからも食べ物が回ってきてる。
湯平でKIRIさんが取れた南西の祐気取りの効果が早く出れば良いな〜
(^^)v

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