祐気取り 大阪より“南へ”編

2004年2月22日〜23日 ねこのお誕生日と祐気取りを兼ねて、大阪から南へ向かった。
気学の祐気取りでは、東西南北は各30度の範囲。
古〜い・・・そう30年前に使っていた地図帳を探しだし、分度器と物差しで線を引く。だって、道路マップだと一面に全部載ってないから・・・(-_-;)
どうも私達が住んでいる場所から真南というと南紀すさみ温泉の辺り。
そこから15度づつの範囲を取ると、西は御坊、南部の辺り。東は勝浦まで行かないぐらい。
で、今回は南にこだわって本州最南端の潮岬の近所♪
泊まりは串本温泉に決めた。
きりぎりすがネットで串本ロイヤルホテルに予約を入れた・・・つもりだったんだけど・・・出発の前日に何故か南部ロイヤルホテルに予約が入っていることが発覚!!
なんでやろ〜。ぼーっとしているねこも、何通も確認メールが来ているのに場所確認で地図を見るまで気づかなかった(-_-;)
まぁ、電話でキャンセルと予約の取り直しが出来たから良かったけど・・・。
どうも祐気取りの時ってそう言う事が在るみたい・・・。
だって帰りには大事故で1時間も高速道路が通行止めになったし。
気学の先生曰く、それが効果ありのサインだとか(^^)v

22日は、朝から南へ向かっても祐気取りのベストタイムの9時から11時の間には南紀までたどり着けないのが判っていたので、もう少し近くで1日目の祐気取りをしようと高野山の天野の社へ行くことにした。
岡野玲子さんの漫画「陰陽師」で、白比丘尼が最後を向かえた場所。
何度も高野山へは行っているのですが、そちらの方へは行ったことがなかったので、小雨の降りしきる中行ってみることにした。





橋の上から 綺麗なそり橋でしょ

ここがまたとっても気持ちの良い所なんだよねぇ〜。
せっかくだからご祈祷を頼もうかと思ったら、予約制!
結構次から次へとお客(?)さんも来てたし・・・。
せっかくだから漏れ祝詞を聞かせていただいたのですが、神主さんの声がまた素晴らしい!!
正式な名称は「丹生都比賣神社」(にぶつひめじんじゃ)
御祭神はもちろん第一殿に丹生都比賣大神 第二殿に高野御子大神 第三殿に大食都比賣大神 第四殿に市杵島比賣大神
御由緒書きには、第三殿の大食都比賣大神(おおげつひめのおおかみ)と言うのは、気比明神と書かれています。気比の大神ってぇ・・・ツヌガアラシトだったはず(-_-;)
男神と女神も違うし・・・それに大食都比賣って、口から出したものを月読命に食べさせたとして斬り殺され、体中のありとあらゆる穴から農作物の種を生じたと言う食べ物の神様。食べ物の神様と言えば伊勢の外宮にいます豊受大神・・・。
豊受大神は丹後にいて、そこから伊勢に移られた神・・・。
う〜ん、面白い!!
ってぇ、またそっち関係に話が流れて行ってるm(_ _)m
第一殿の丹生都比賣大神は、御由緒書きによると稚日女命(わかひるめ)と言う名前で、天照皇大神の妹神だとか。で、高野山の持ち主♪
と言うことは、弘法大師空海に騙された(!?)神様(‥、)









拝殿正面です 境内社

拝殿の向こう側に、ご本殿が4つ並んでいるのですが、なかなか良いアングルが見つからなくて・・・m(_ _)m
境内社の方は本殿に向かって左にある気の良い森の中にひっそりとありました。
御祭神が判らなかったのですが、なんだかとても親しみを感じてお写真をいただきました(*^_^*)

此処で、大木に触ったり、ぼーっとしている間、お日様が照ったり小雨が降ったりと雲がとても早く流れていました。
いつものカ(日)ミ(水)の御出現です。
お陰様で、とても良い気持ちに成れました(^^)v


この後、高速道路に入るために、和歌山市へ向かって車を走らせたのですが、ものすごい土砂降り!!
「あ〜あ。これじゃあ梅林は見られないねぇ」と言いながら途中で昼食を取り、南部まで繋がってとっても便利になった高速道路へ入った。
で、南部に着くと雨が降っていない!!
「んじゃあ行ってみようか」と言うことで有名な南部の梅林へ!
でも、あそこって梅林って言ってるけど、本当は梅畑だよね・・・。
そう、梅干しのための梅を育ててるわけだから(-_-;)
だから品種が全部一緒で・・・と言うことは花の色も全部白!!
なんだか大阪城や石山寺、北の天満宮の色とりどりの梅林をイメージしてたからちょっと寂しいf^_^;
まぁ、全山梅の花で香は最高だったけど。

何となく梅林です(^^;ゞポリポリ


そのあと、串本まで走って温泉♪
そう、祐気取りに必要なのは、温泉とその場所で取れた美味しいもの。
そこで寝るのも効果倍増だとか。
で、串本ロイヤルホテルなんだけど・・・海を望む高台に在って、凄い風!!
また、この日は台風並の風が吹いていて、窓の隙間を風が通る。
すると笛の原理でピーーー!と鳴るわけですね(^.^;
まぁ、起きてるときは良いですよ。でも寝てて突然鳴ったら怖いじゃないですか!
フロントに電話して直しに来て貰いました。でもその時は止まるんだけどまたすぐに鳴るんだよね。結局ガムテープで目張りして貰った(^-^;)
原始的な方法が一番良く効く!
夜半過ぎには風が止んだから、ぐっすり眠れたけどね。

翌23日!
本州最南端!!潮岬へ行くことに♪
だって、これ以上陸続きの南は無いわけだし(^^)v
道無き道を通って誰もいない海へと降りてみました。

最南端の風景です

誰もいなくて、ただ海と風のエネルギーだけが動いている感じ。
ねこ的に表現すると此処は阿蘇火口の風景と一緒で「地獄」です。
そして、とても落ち着いて、心地よい・・・。
変だよねぇ、地獄と感じながらも心地よいって。でも、なんだか懐かしくって落ち着くんだよ。
先日気学の本を読んだら、五黄土星は荒れ地とか荒涼とした場所とかの意象が在るらしい。もしかしたらそのせいなのかな・・・。

それにしても上の写真の真ん中下に光が写り込んでるんだよね。
これってなんだろう?
きりぎりすは「これ、気持ち良いからええんちゃう?」って言っています。
もちろんねこも地獄にふさわしいって・・・(^^)v


帰りも大変な崖をよじ登るようにして駐車場まで登り、帰途につくことに。
潮岬灯台を回り込んだ辺りで、ナントとっても素敵なものが(@_@)

肉眼ではもっと綺麗だったんだけどね〜



今回は祐気取りが目的と言うことで、神社も1社だけだったけど、なんだか濃密な時間が流れた感じです。
途中で、この祐気取りを教えてくれた気学の占い師さんから「ヘルプミー!」の遠隔依頼が来たり、ねこの大切な取り外しサングラスをお寿司屋さんに落としてきたり(これ、後で電話して送ってもらった。田辺のデカネタって看板が出てたお寿司屋さん有り難う)最初に書いた色んなトラブルが在ったりしたけど、最高に楽しかった\(~o~)/

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