大和三社編

2003年7月20日 大和三社を回った。
この日は、我が家のお誕生日♪
今の家に引っ越したとき、神事をしてくれた神職さんが「自分たちの誕生日を毎年祝うように、この家の誕生日もちゃんとお祝いして下さい。家に帰ったときには、誰もいなくてもちゃんと家に『ただいま』と挨拶するように」と教えてくださった。
その神事の打ち合わせの時に「どちらの神様を呼んで下さるのですか?」と尋ねたところ「大和大物主の大神様です」とのお答え。
大和大物主と言ったら・・・♪ねこもきりも大好きな大神神社の御祭神♪♪
で、「神事に使うお水を頂いてきて下さい」と言われ、前日にいそいそと大神神社奥の狭井神社まで行った
(*^_^*)

そんなご縁で、夏越しの祓えに引き続き、7月20日には毎年大神神社へ行ってるわけです。
まぁ、なんと言ってもこの季節、冷やしそうめんが美味しいですから、三輪そうめんの産地と言うことで
(^u^)
まず一番始めに「
大神神社」(おおかみ神社ではなくおおみわ神社読みます
みなさんご存じの大きな鳥居を車で潜り、そのままどん詰まりまで進むと無料駐車場があります。よっぽど混んでいるとき以外は手前の有料駐車場には入れない・・・。だって、そこからだと結構遠いからこの時期暑くて途中で倒れそうになる。
フキフキ "A^^;
で、お休みの日だとちょっと早めに行かないと少し待つことになりますが、結構出てくる人も多いので、待った方が得策
(*^_^*)

車を止めたら、後はもう一つ鳥居をくぐって参道に入ります。(
くれぐれも道の真ん中は歩かないように。真ん中は神様のための道です。横切るときにもちょっと頭を下げるぐらいの気持ちでね
ここの参道がまた気持ち良い!!でも何故か大きくうねっています。まるで蛇さんの様に・・・。
途中で祓え戸の大神様がいらっしゃるのでそちらでちゃんとご挨拶して身を清めましょう!ここでは知らず知らず付いてしまった目に見えない汚れを、専門の神様に祓っていただきます。

その後夫婦岩と言う岩坐があります。ねこが思うところあれは夫婦の神様ではなく、たまたま神様が降りた岩が二つ繋がっていただけなんじゃないかな・・・。でも、まぁ一応縁結びの神様と言うことなので、良きご縁の為にもお参りしましょう。

で、やっと御手洗場です。そこで今度は実体としての身体を清めます。
まず右手に柄杓を持って水をすくい、左手を清めます。そしてそのまま柄杓を左手に持ち直して右手を清める。そしてもう一度柄杓を右に持ち直して、その水を左手に受け口をすすぎます。そして柄杓を立てて残った水で柄杓の柄を清めて下さい。←
たまにはまじめにお作法を(^^)v

それで心身とも清まったところで神様にご挨拶。
階段を上り、注連縄だけが上にかかった形式の最後の鳥居をくぐります。
そして、拝殿前に進んで、もう一度幣に寄る祓えを・・・。
神様って、本当に不浄を嫌うんですねぇ・・・。でも、一つづつ祓えを済ますたびに身も心も軽くなって、神前に出るための準備が整って行くから、それもまた楽しいものです。
で、やっと拝殿前にてご挨拶。お賽銭を入れ、二礼二拍手一礼。
一年間我が家をお守りいただいたことにお礼を申し上げ、またこの先一年も宜しくお願いいたしますと言った感じでしょうか。

さてさて、今年はこの後、このHPの為にちょっと取材モード!!
最近行ってなかった拝殿に向かって右側のエリア。

巳の神杉の前を通り過ぎ、一度外へ出る感じです。そこの真ん前に階段があります。
それを上ると「
天皇社御祭神は崇神天皇
崇神天皇は神武天皇と同一人物視されてるけど、神武天皇は日向の神子として別に祀られてるからねぇ・・・。
お社が左の端の方にあって、まるで神楽が舞われるようなガランとした空き地が横にあるんです。



そして階段を下りてすぐの所に「三輪成願稲荷社」 御祭神は保食命 宇迦御魂尊 等



そしてまた少し戻って右手の奥に「神宝社」 御祭神はナント!家都御子神 熊野夫須美神 御子速玉神
要するに熊野三社の大神様方です。今までこんな所に熊野の神様がいらっしゃるなんて全然気が付かなかった。



もう一度戻って、
巳の神杉の前から拝殿を撮ってみました。
この神杉の穴の中から、随分前に本物の巳さんが出てきたのを見た!
向かって左、半分木に隠れているのが拝殿です。



ここからは狭井神社方面へ向かいます。拝殿前を横切り、まっすぐ行き階段を下りて橋を潜る。そして暫く行くと「
活日社」があります。御祭神は高橋活日命 酒作りの神様だそうです。



更に進むと「
磐座社」 御祭神は少彦名の大神



そして「
狭井神社」正式名は「狭井坐大神荒魂神社御祭神は大和大物主大神荒御魂
裏に回ると霊水が汲めます。最近はカップの殺菌装置まで付いた!!
写真は拝殿に向かって右側から、本殿と井戸を狙ったものです。
昔はこの上の社前まで登って参拝できたとか・・・。



それとねこきりはまだ一度も登ったことのない
三輪山への登山口です。いつもここからご挨拶してまーす。




さて、ここで大神神社を後にして、お決まりのそうめんで〜す♪
来た道を少し戻って「千寿亭」。三輪そうめん池利の直営店。結構普通のお値段で、出てくるものが豪華!!それと、そうめんの美味しさといったら・・・(^u^)
今回はお誕生日のお祝いで、ちょっと贅沢に2000円のお弁当♪まぁ普通で頼んだら3000円〜3500円ぐらいは取られるだろうなって言う豪華さ。食べ過ぎて苦しかった・・・。


で、次は「
大和神社」(おおやまと神社と読みます)
宇宙戦艦大和のモデル(?)となった戦艦大和にここの神社の御魂を乗せて居たそうです。
ここは何となく不思議な神社。なんだか人々に忘れ去られたような印象がある。いつ行ってもほとんど人が居ないし、この辺りの神社にしたらちょっと気の種類が違う。
でも、前に行ったときよりずっとすっきりしてて、今回は良い感じでした。
しかし藪っ蚊の総攻撃で、一気に10カ所以上やられたのには閉口しました。
腕は虫除けアロマスプレーをふってたんだけど、足のそれも一番かゆいくるぶしの辺りを集中的に。あっ、それと拝んでる間に気が付いたら手の親指も3カ所やられてた
(‥、)
神社のせいじゃないとは思うんだけどぉ・・・。



隣にはくらおかみの大神様のお社。水分の神様です。



その後石上神宮へ向かいます。
その道すがら、
いざなぎ神社や、夜都伎神社など、良い気場の神社があります。
途中で右に折れて20分ほど行った所にある、
笠山荒神もお奨め。
道沿いのお寺
長岳寺も良い感じです。こちらは酔芙蓉の咲く頃がお奨めです。


んでぇ「
石上神宮」です。こちらのご神体は神剣だとか。
多分ねこが思うに、色々都合があって剣なんて言ってるけど、本当はその剣の正当な持ち主が祀られてるんじゃないのかなぁ・・・。
主祭神は「フツノミタマの大神」 「フツシミタマの大神」 「フルノミタマの大神」  
ミタマは御魂だから、「フツ」 「フツシ」 「フル」 が名前か〜(^_-)
ここはいつ行っても静謐な気が満ちています。まるで大切な何かを守るように。
大きな秘密と、沢山の宝を守っているんじゃないのかな♪

屋根の付いた門です 拝殿奥を覗き込んで



ねこの好きな「出雲建雄神社
この上の門を真後ろにして階段を上ったところにあるんです。実はここ「若宮」と呼ばれていたらしい。剣の子供?それに出雲建雄なんて名前ってぇ・・・。出雲建雄の親神だったらやっぱり本殿も出雲神でしょう〜
(#^.^#) 右横のちっちゃい方は「猿田彦神社」です。


本当は奥の宮のような布留の滝まで行きたかったんだけど、夏バテ中でしんどいので、今回はこの三社でお終い。
次の機会に、ちょっとマニアックなところを集めてご紹介しま〜す
(^_-)


実は石上神宮で入手した本を見ながら、色々気づいたこと在り♪
う〜ん、これで今まで謎だったものが一つに繋がってきた〜
(-_-)フッフッフ

目次へ戻る