多賀大社編

2003年11月13日 ゾーさんとねこきりで多賀大社へ行った。
多賀と言えば「お伊勢参らばお多賀へ参れ お伊勢お多賀の子でござる♪」と歌われている所。
つまり、伊勢神宮に祀られている天照大神の親神、伊弉諾大神と伊弉冉大神を祀っている神社と言うことです。
でも、ねこきり的にはちょっと???
今回の参拝でちょっとした発見(!)もあって、興味深い神社です。

ご本殿の全景です

季節柄紅白の菊の花が拝殿前に飾られていました。
七五三の時で、結構子供連れの参拝客が多かったです。その中に一組結婚式が混ざっていて、白無垢のお嫁さんを見たゾーさんが「やっぱり和服で結婚式がしたいなぁ・・・」と呟いた。「まず相手を見つけてからね!」とねこがすかさずつっこみを入れたのは言うまでもありません(^_-)

まず最初にご本殿の前で、三人そろってご挨拶。
その後向かって右側に歩き石の柵で囲まれた延寿石をのぞき込む。
なんか謂われが書いてあったけど、忘れてしまいました(^^ゞ
まぁ名前からして延命長寿に御利益があるのでしょう。
ねこの目には磐座にしか見えなかった。手をかざすと結構良いエネルギーが出てましたよ(^_-)

延寿石です

密かにゾーさんはこの石にも神業をしていました(#^.^#)
その後良い気を探して歩いていると林の方へ足が引き寄せられる。でもそこは禁足地になっていて入れない!どこでも一番いい場所には入れてくれないんだよね。で、本殿に向かって右の方の裏参道の途中に金咲稲荷と言うお社があります。
ねこきり的には「金策!それはありがたい」としっかり「大好きな大神様♪」と愛の告白をしてきたのですが、ゾーさんはお稲荷さんが苦手なので、簡単にお参りしただけです。

金咲稲荷です(お金が咲いても金策が出来てもどっちでも嬉しい!)

で、また本殿の方へ戻って裏の方に熊野神社、天神神社、熊野本宮etcと摂社が沢山ある所から本殿に向かって、ゾーさんの本格的神業!!
まぁ、結構人が沢山居たので物陰に隠れたという感じですかね。
ねこは少し離れて見ていたのですが、本殿の上にエネルギーの柱がズッズッと立っていました。

古事記には「伊弉諾大神は淡海の多賀に坐す」と書かれています。で、淡路島と近江の両方の説があるようです。そう言えば、淡路島と琵琶湖って形がよく似てる・・・。琵琶湖で土地が沈んだ分淡路島に出っ張ったとか(^^ゞ
何か関係があるのかな?
社伝に寄りますとここの神社の東にある杉坂山に伊弉諾尊が降臨され、麓の来栖の里で休まれた後現在の場所にお鎮まりになられたと言うことです。
でも、なんか変・・・。何となく伊弉諾尊と違うんじゃないかなぁ・・・、でも、その筋のプロ達がそう言ってるんだからやっぱりそうなんだろうか???
なんか割り切れない気分で帰ろうとしていたら「前にバイクで来たときには、もっと摂社が沢山あったはずや!」とのゾーさんのお言葉。で、鳥居の所まで戻って案内図を見ると社務所の前を横切るように左手に曲がって暫く行くとありました!!
子安神社に日向神社。御祭神を見ると子安神社がコノハナサクヤ姫で、日向神社が天津日高日子火之ニニギ尊。
またしてもここで???が頭の中に渦巻く。
確かにこのお二人伊弉諾と伊弉冉の縁続きであることは間違いないんだけど、何故ここに日向の神が居るんだろう?
ねこのカンでは、本殿より絶対こっちの方が古い。
この段階ではよく判らないまま、ゾーさんにここでも思う存分神様を喜ばせていただいて多賀大社を後にしたのでした。

その後ゾーさん情報で「この近くに胡宮神社があるらしい。そっちの方が多賀大社より重要な場所らしいよ」と言うのを聞いて、そちらへ行ってみる。
そんなに遠くなくて、道ばた駐車場もあるので、是非行ってみて下さい。
社殿は下から見えないけど、駐車場に車を止めて、少し坂道を上るとあります。

胡宮神社横からです

御祭神は伊弉諾命 伊弉冉命 事勝国勝長狭命
なんか判りそうでゾクゾクしながらも、その時には何も知らなかった。
で、怠惰なねこは、山頂に登るなんて考えもせず・・・。
裏に回って山の斜面に向かってゾーさんが光のマニ宝珠の大神様をしているのを眺めていたのでした。

これがその様子です。結構良い感じでエネルギーが登っています

一通り神業が終わった後いつものようにゾーさんが「どうでっか?」と訪ねてくる。だいたいは「OK!ええ仕事しましたなぁ」と答えるのですが、その時は何故か「光の大龍神をやって!」とリクエスト。
そう、神業が終わりかけているときに誰かの意志が頭の中に割り込んできて、「まだなんかあるやろ!」と言うので、何となく「光の大龍神があります」と答えた。「んじゃそれやって!」と軽いノリでその誰かの意志が微笑む。
そんな時にゾーさんの「どうでっか?」だったものだから、とっさにリクエストしたというわけです。

で、帰って調べたら胡宮神社のある山、ゾーさんが光の大龍神をしてくれたのが青龍山。そして山頂に磐坐があって、そこが竜宮と呼ばれているとか。
やっぱり龍繋がりだったんだねぇ。
それと、ここの御祭神の「事勝国勝長狭命」って・・・???
全然聞いたことのない神様。で、調べた!そうしたら出てきましたよ♪
この神様って古事記日本書紀に一カ所だけ出てくる神様。日向の神様で、コノハナサクヤ姫とニニギの尊の仲を取り持った神様でした。
と言うことは・・・、伊弉諾尊 伊弉冉尊ではなく、本来ここにいるべき神様はニニギの尊とコノハナサクヤ姫?!

でぇ、ここから先は勝手な想像・・・と言うか妄想(^^ゞ
ニニギの尊とコノハナサクヤ姫の間に出来た子供が海幸彦山幸彦のお話の火明命。そう、火明命と言えば前回行った籠神社の御祭神天照国照天火明命!そうニギハヤヒ様の別名。
と言うことは、伊勢にいます天照大神って・・・ニギハヤヒ様・・・(-_-;)
だって、伊勢はお多賀の子でござる(>_<)

不思議じゃ〜!!

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