住吉大社

2003年3月18日 住吉大社へ行った。
摂津の国一宮と言う事で、大阪に住む私達にはとても大切な神社です。
まず一番は産土様、そして現在住んでいる場所の鎮守様、そして住んでいる地方の一宮を大切にするのが開運のこつだとか!
まぁ、そんなに難しく考えなくても、気持ちいい場所は気持ち良いんだ〜い。
何と言っても超有名な太鼓橋を渡るのが最初のアプローチ。
あんまり有名だから写真も撮ってない・・・(^_^;)
で、ウサギさんから出てくる水で手を清めてから中へ入ります。
そうそう、住吉さんと言えば鳥居が四角い!角鳥居って言うらしい。何気に見落とすので一応チェック!
中にはいると拝殿が不思議なフォーメーションを取って並んでる。
イザナギの尊がみそぎをしたときに生まれた神様という事ですが・・・。
色んな説があって、どうも信用ならん(`ヘ´)
まぁ、それはそれで良いとして、縦三列に並んでいるのが手前から、第三本宮、表筒男(うわつつのお)、第二本宮、中筒男(なかつつのお)、第一本宮、底筒男(そこつつのお)の大神様方です。三神を纏めて住吉の大神と言うそうです。そして一番手前の右側にあるのが第四本宮でご祭神は神宮皇后です。
順番にお参りしましょう!そうそう拝殿の中をのぞき込んでちょっとびっくり!
だってぇ、中にも鳥居があるんだ。でぇ、よ〜く見ると後ろの本殿と前の拝殿がくっついていて、ご本殿の入り口にある鳥居が拝殿の一番後ろにあるって・・・。(説明が分かりにくい人!実際に行ってのぞき込んでみて下さい。百聞は一見に如かず)

そう言えば前に行ったときには第一本宮で包丁式をやってた!あれをただで見られたのはラッキーだった。大きな神社だから、結構お祭りもあるし、御神事のあるときに行くのもまた良いものです。

で、此処で絶対に押さえておかないと行けない場所は、第一本宮に向かって右側を出てすぐにある御所御前。この場所が住吉大社で最重要の場所です。

これが御所御前。五大力の石を探してお守りにするところです。

その他にもいっぱいお社があるのですが、取り敢えず私達は一度外に出ました。と言うのも境外末社で「大歳社」があるからです。大歳社はねこの産土の大神様!(勝手に決めたんだけど)
で、ちゃんとご挨拶です。

大歳社

此処は、大阪の商人の間では、集金の神様と言われて崇敬されているとか・・・、神様びっくりしてるだろうなぁ。スサノオの尊の子神で大歳さんをまつっています。ふっふっふ、またの名をニギハヤヒの大神・・・な〜んちゃって(^^)v

隣の浅沢社には、市杵島姫の命もおまつりされています。でも、水がドロドロでちょっと神様可哀相!

産土様にもご挨拶してまた境内に戻ります。
次は楠君社。それは大きくて見事な楠の木さんがご神体としてまつられています。

楠君社の大きな楠の木さんです。

真後ろ、真横、正面と3カ所からお参りできます。此処は、初辰参りと言って、月参りをしながら上下を付けた招き猫さんを集めて、48ヶ月続けると大きな招き猫さんを頂けるという面白いところです。
招き猫さん、右招きと左招きがあるので、大きいのを両方揃えるとなったら・・・かなり通い詰める必要があります。でも、可愛いから良いか!!
そうそうご祭神は「宇迦魂命(うがのみたまのみこと)」です。この神様もスサノオの尊の息子さん♪

で、ず〜っと歩いて境内末社の「種貸社」へ。なな、何と!此処の神様も「倉稲魂命(うがのみたまのみこと)」ではありませんか!
うかつにも今まで気が付かなかった!神様の名前が決まった時代には漢字なんて無かったんだから、漢字表記が違っても同じ名前と言う事は、同じ神様!!
こちらで種を貸して貰って、楠君社は初辰で「発達」を祈り、さっきの大歳社で「集金」を祈るとは・・・大阪商人侮れません。

その横の方をちょっと行くと、摂社の大海神社があります。
ねこきり的には、ちょうどイイカンジで大好きな神社です。
ご祭神は豊玉彦命、豊玉姫命。
古来この辺りは玉出島または玉出岸と呼ばれていて、どうも玉と縁のある場所のよう。
社前の井戸は「玉の井」と呼ばれていて、山幸彦が海神より貰った潮満玉を沈めたと言われているとか・・・う〜ん、ロマンじゃ〜♪

本当はこの社殿の後ろにスポットがあったのでそれが撮りたかったんだけど・・・。大海神社です。


で、またまた住吉大社の境内に戻ってお写真をパチリ。

手前が第二本宮、奥が第三本宮です。


まだまだいっぱいいっぱいあるけど、今回はこのぐらいで。
だってぇ由緒書によると、住吉大社って、摂社4社、境内末社21社、境外末社4社もあるらしい。やっぱ一宮は大きいね♪

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