四国編 2 

ちょっと前になるんだけど・・・2004年4月20日から2泊で田舎に帰った。
と言っても、20日の夜だけ田舎の家に泊まり、翌日お庭の掃除とお墓の掃除をして、後は遊びに行ったわけです。
それというのも、興味色々でも書いたのですが、ねこのラッキーアイテムがご先祖様。
だから、祐気取りで良い方角、尚かつご先祖様孝行も出来ると言うことでダブル効果を狙った
(^^)v
本当に祐気取りの時って気持ちが良いです。見るもの全てが輝いていて、特にその時は六白金星が回っていたので、金色の美しい海が見えたりして
(☆,☆)
21日は大歩危温泉泊。
「ホテルまんなか」。なかなか質素な感じで悪くない。部屋へ行くのも案内無しで自分達だけだし、食事はレストラン。まぁ、サービス過多の所よりさっぱりしていて良いけど。
此処のお風呂がなかなかイケてて、窓から大歩危峡の緑の水が見える。
近くにラピス大歩危と言う石の博物館もあって、結構楽しめました。

大歩危峡です


22日には徳島のお寺をいくつか廻りました。
1年ぶりの四国のお寺。残りも少なくなってきましたが、まだ88ヶ寺満願まではもう少し。
まず最初は
8番熊谷寺

熊谷寺 本堂 大師堂

ご本尊は千手観世音菩薩。
ご本堂でお参りをした後、大師堂にお参り。
最近神社が多かったので、久しぶりに真言と般若心経を唱えて、心がちょっと穏やかになりました。
ちょうど梅雨前の良い季節なので、団体での参拝客も沢山居られました。
そう言えば、最近四国の国道を走っていると、歩き遍路さんがいっぱいです。


次は
9番法輪寺

法輪寺 本堂 大師堂

8番からは車だとすぐの所。田圃の中の道を「大丈夫かなぁ・・・これで着くんだろうか?」とそろそろと走っていくと在りました。立派な駐車場も在って、バスが何台か停まってました。
やっぱり中は団体さんでいっぱい。
でも、さすがに阿波発心の道場だけあって、懐が深い感じ。
何となくニタニタしてしまうような穏やかな嬉しさを感じるお寺です。
こちらのご本尊は釈迦如来涅槃像で、四国88ヶ寺の中で唯一の涅槃像だとか。
涅槃像というのは入滅されたお釈迦様の寝姿です。
昔吉野の金峰山寺で、横になってるお釈迦様を始めてみたときはびっくりしたなぁ!
何となく日本風じゃない感じがします。


次は
10番切幡寺










切幡寺 ご本堂 大師堂

此処は山の上の方にあって、車を止めてからも長い階段を登らないといけません。
いつものようにねこはふーふーはーはーぜーぜーと・・・
(^_^;)

こちらのご本尊は観世音菩薩。
昔、御大師様に衣を所望された女の人がね織りかけの機をちぎって差し上げたという故事から付いた名前だとか。
こちらでもまた般若心経、光明真言、ご本尊の真言等唱え終わって、ちょっと休憩していると、行者風の二人連れがやってきて、気合いの入った般若心経を唱え始めた。
それを見ていると見る見る間にエネルギーの渦が立っていく。
どうも錫杖の振り方にコツがあるような感じ。
なんだか見た目の雰囲気的には我が師匠の小型!
f^_^;
もし行者さんが拝んでいるのを見る機会があったら、是非エネルギーの動かし方を観察してみて下さい。結構面白いですよ〜
(^^)v


その後少し徳島方面へ戻って国道沿いの普通のうどん屋さんで遅い昼食!
そう、この辺りまだ讃岐うどんの文化圏♪
何気ないうどん屋さんだったけど、やっぱり美味しかったぁ
(#^.^#)
おなかも膨れて、8,9,10と廻ったので7番に戻ってそのまま大阪へ向かう予定だったのですが、何故かお寺が見つからない。
だいたい四国の道は「へんろ道」と言う標識で、迷わないようになっているのですが・・・。
で、結局辿り着いたのが
5番地蔵寺
まぁ良いか!と言うことで参拝です。












地蔵寺 本堂 御大師様の後ろ姿!

ご本尊は勝軍地蔵尊。大師堂は本堂と向かい合うように建っています。
その本堂と大師堂の真ん中辺りに、弘法大師お手植えの銀杏と言われている大銀杏があります。
右の写真は御大師様の銅像を入れてその銀杏の木を撮したものです。
なんだか、本当に今でもあの像のように誰かと一緒に喜んだり悲しんだりしてやろうとお大師様って歩き続けてるんじゃないのかなぁ・・・。
こぢんまりしたお寺ではありましたが、新しいお堂が建設中だったりして、大切にされているんだなぁって思いました。
それにしても最近なんの勝負もしないのに、「勝つ」と言う御利益を持った神様や仏様と良く御縁があります。なんのお知らせなんだろう???


で、4ヶ寺も廻ったので、そろそろ帰ろうかと思っていたら何となく
4番大日寺に着いてしまった。

大日寺 本堂 大師堂

もちろんご本尊は大日如来。
真言密教の根本仏である、大日寺という名前からは、もっと豪華で大きなお寺を想像していたのですが、割とひなびた感じの山寺風で、ホッとした感じでした。
何となく優しげで、大日如来と言うよりもお地蔵様と言った感じの気の種類かな。
工事の為に一輪車で庭石を運んでいたお兄ちゃんのTシャツの背中にかわゆい龍がプリントされてたんだよね。なんだかちょっとにっこり
(*^,^*)



で、後帰り道にもいくつかお寺があったんだけど、今回は目を瞑ってパス!
次の時の楽しみのために取っておくんだ♪
やっぱり一年に一回ぐらいは、あのお大師様が作って、未だ生きている結界の中に身を置くことも良いことのように思います。
限りなく優しい、そんなお大師様の懐にくるまれて、自分を省みる。
で、やっぱり私は私でしかないと判って先に進むんだよね。

でもでも、高野山のお大師様はちょっと厳しいんだよ。あそこでだとやっぱりお弟子さんを育てるって言う意志が強いからなのかなぁ・・・。
確かに同じ人だって感じるんだけど、四国のお大師様は本当に限りなく優しい
(*^_^*)

目次に戻る