私は今まで良い男と暮らしていたのだ。
彼は、自分の辛さを怒りにすり替えない。
怒りによって自分を癒そうとはしない。
それだけでも人間として尊敬出来る。
私は、私はそんな素晴らしい人間に何をしたのだろうか?
自己嫌悪。
やはり私はひどい妻だ。
しかし、それを覚悟で春樹との恋にのめり込んだのだ。
誰のせいでもない。私がそれを選択した。
春樹との事を後悔してはいなかった。
誰も責めるべき者は存在しない。
私自身をも責めたところで問題は解決しないのも知っている。
私はゆっくりとコーヒーを飲んで、考えるのを後回しにする事を決めた。

メモリー 7 「罪」


あなたの今抱えている問題は、今考えるべき事ですか?