「でも、もう怖くはないんだろう?」
「ええ。怖くはない。先が何も分からない事を怖がる必要なんて無いって学んだから」
「予想は無駄だって言う事?」
「無駄じゃないと思うけど、自分の予想に脅える事が必要ないんじゃないかしら?」
「幻の作り出す恐怖?」
「そうよ。すべてが幻」
「俺の姉さんに対する愛も幻」
「そう。私が春樹に感じるいとおしさも幻。
ねぇ、もう一度キスしてくれない?」
メモリー 5 「恋」

やっぱり恋にも恐怖が在るんだね。
でも、それも必要ないってこと。