「いま、エアーって名前の人と話してやっと判ったの。
でも、それは理解しているだけよ。
恐れないからって悲しくない事も寂しくない事も無いのよ。
愛している者を失うって言う事は、あなたには分からないかもしれないけど、命を持つ者にとって、ものすごく悲しくて寂しくて辛い事なの。
だから『それも自分で作りだしたんだ』なんて絶対いわないでね」

「わかったよ。君が何故そんなに怒っているのかも分かったし、君がどんなに辛いのかも分かった。
だから、僕は帰っていいかな。でないとこの人が疲れると思うんだ」

メモリー11 「怒」


真理を理解したところで、
人として生きるのをやめたりしないで。