鞍馬寺

2003年3月22日、鞍馬寺へ行った。
空模様は曇り、今にも降りそう。空を見上げて我が友「龍」君に一発かます!!
「歩いてる内は降らせんといてや!濡れたら寒いねんからぁ」此処で大切なのは、親愛の情を込めて、脅しをかける事♪
最近これが90%以上の確率できいて貰える。まぁ、こりゃあ絶対降るなぁって時には、こっちもお願いしないけど
(^^ゞ
けなげな龍君は、出来るだけ我慢してくれるよ。

午前中に鞍馬の友人
(これを見た本人からクレームあり。「家は鞍馬じゃない!鞍馬の手前。あれほど田舎じゃない」とか・・・。でも、京都市内とは言え天気予報は京都北部を見ないといけないぐらいだから結構「山」)を尋ね、ちょっとお喋りをした後鞍馬寺へ。
いつものように擁州路と言う入り口右側のお店でうず蕎麦を食べる。暖かいお蕎麦を暖かい汁につけて食べるんだ。それに薬味として精進料理が少し付いていてそれも一緒に汁に入れるの。
なかなか美味!ただ、もう少し量があると良いんだけど・・・ダイエットにはもってこいの量です。

取り敢えず空腹も収まったところでいざ
鞍馬山へ。

仁王門


まず仁王門にて入山料を払う。パンフレットによると此処が俗界から浄域への結界らしい。
確かに門を潜った途端に「気」が変わります。
で、歩いて登る場合は、ずっと坂道です
(;^_^A アセアセ…
そうでない場合は普明殿と言うところからケーブルに乗れます。

歩いて登る場合ケーブル駅を過ぎた頃右側に放生池があり、そのすぐ上に
魔王の滝があります。

滝と言ってもちょろちょろです


それからまた歩いて登ると、鞍馬の火祭りで有名な
由岐神社

由岐神社門前より 由岐神社本殿正面

此処の神社のご祭神はオオナムチの命。此処にも出雲系の神様がいます。何故がねこの好きなところには出雲の神様あり♪
本殿に向かって左側に、水を使うおみくじがあります。

由岐神社を隣に牛若丸の守り本尊であったというお地蔵さんがまつられていて、それからまた山道を登ると不思議な形の現代美術のモニュメントがあります。
その辺りが九十九折参道と言う事です。

中門

モニュメントを回り込んでこの中門が出てくると、「もうすぐかなぁ」って期待を持ってしまう。が、しかし、まだまだ上り坂は続きます。
で、はぁはぁふぅふぅ言いながらどんどん登っていくと、途中でケーブルカーで登ってきた人と出会います。本当はねこきり、いつもケーブルで登ります
m(_ _)m
後は、階段を上り詰めると
本堂前の広場に出ます。

本堂

雨が降りそうなお天気だったから本当に人が居ない!なんかエネルギーを二人占めした気分♪でも、もう少しして桜が咲いたら、きっと沢山人が来るんだろうなぁ。
本堂の入り口は、正面に向かって右側にあります。そこで深呼吸をして、気持を落ち着けてから厳かな気持で堂内に入って下さい。
堂内には、パンフレットによると、愛を月輪の精霊「千手観世音菩薩」、光を太陽の精霊「毘沙門天」、力を大地の霊王「護法魔王尊」の三身がまつられています。その三身を一体として「尊天」とお呼びしているそうです。

さて、此処からはケーブルで登ったねこきりのような怠け者も、ちゃんと自分の足で行かなくてはなりません。レイキの聖地「大杉権現」へ向かいます。
登りに自信のない人は、所々にまつられている仏様に出会う度に「どうぞ楽に登らせて下さい」とお願いすると、わりときいて貰えます。
でも、その奥の院へ向かう道も、昔と違ってちゃんとした階段に整備されていて、思ったより楽に登れるようになっています。
仏様のご加護を頂きながらも、やっぱりふぅふぅはぁはぁ言いながら登りふと見上げると・・・。

牛若丸背くらべの石のお堂(牛若丸ってちっちゃい!)

こんな景色が目に飛び込んできたわけです。う〜ん、クリアーなエネルギー!!
此処を左手に入ると、目的地の
大杉権現へ行けます。









ねこの見つけたパワースポット 右側が大杉権現のお堂

此処はめい想場になっています。みなさん静かにエネルギー浴を楽しみましょう。
ねこきりは此処でしばしの間、臼井先生と語らってきました。
「すみません。こんな未熟者ですが、レイキティーチャーとして頑張っていく所存です。どうぞお導き、後押しをお願いいたします」
「しゃあないなぁ。あんたらがティーチャーかいな・・・。まぁがんばんなはれ」
なんて言ったかどうか・・・。でも今までで最高に気持の良いエネルギーでした。
ちなみにきりぎりすは此処を出る時に階段を踏み外して、すってんころりん♪だけどまるで誰かがお尻を抱えてくれたようにゆっくりと着地。ちょっとびっくりしただけで怪我もなし。天狗の悪戯か、本人の不注意なのに誰かが助けてくれたのか・・・。神様、仏様、臼井先生、お守りいただいているすべての方々、本当に有り難う御座います。

で、ここまで来たんだから奥の院魔王堂まで行くぞ〜!
此処から暫くは下り坂。足元に注意しながら楽〜に降りる。「でも、降りてるって事は、帰りにまた登らなあかんねんよなぁ・・・」とつぶやきながらも足は軽快に動く。
エネルギーの充電完了!!大体いつも大杉権現を過ぎた頃から体が軽〜くなって、帰り道の登りは全然平気なんです。
不動堂、義経堂を過ぎた辺りから本来の根っこ道!「そうよ!鞍馬と言えばこの根っこ道じゃないと」などと言いながらねこにしては驚くほどの元気さで山道を行く。
すると、目の端に何か変なものを捕らえたような・・・。いいえ、変なものじゃなくて有り難いもの。金色に輝く仏像があったような・・・気が・・・。
まぁ気にせずにそのまま
魔王堂まですっ飛ばした♪

奥の院魔王堂

どうですか?牛若丸の背比べ石のところより更にクリアーな気なのが伝わるでしょうか?
本当に感動しました。気持ちよかったっ

此処でもまた暫くお経を唱えたりしてお参りし、ぼーっと我を忘れてエネルギーに浸りました。人の少ない時って、この「ぼーっ」って言う時間を長く取れるから良いんだよね。
で、来た道を半分ぐらいに短縮した気分で楽々帰ったわけです。
そうそう、行きがけに何かを見たと思った場所で、帰りに写真を一枚。

残念ながら仏像は写ってなかった。この真ん中の木の根本に立ってたような気がするんだけど(^^ゞ

結局降りてくるまで雨は降らず♪
それどころか、山の中では私達の上だけ誰かがスポットライトをあててくれて居るみたいに妙に明るい。だって曇ってるのにねこきりの影が出来てるの・・・。不思議だけどムッチャ嬉しかった\(^O^)/
あっ、でも車に乗ったらちょっとだけ降ったよ。龍君、我慢してたんや(-_-)

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