出雲辺り 2004

2004年6月17日〜18日と、出雲地方へ行った。
毎年のように出雲へ行ってたねこきりなのに、何故か去年は行けず。で、とうとうねこが「出雲へ行くぅぅぅ!」とキレた
f^_^;
急いで気学の先生に方角と日時をみて貰い、今月なら大丈夫♪とのお墨付き。
日にちは6月8日・17日・24日と7月5日。時間は11時から13時まで。
んなわけで結局17日。
朝早めに出て11時には八重垣神社裏の八重垣茶屋でお蕎麦を食べながら祐気取りの予定でした。
渋滞もなく、順調に行って予定通りに八重垣神社には着いたんです。が、しかし、八重垣茶屋が無い!!
一年半前には確かにあったのに、なんかどこかの会社の事務所になってた
(‥、)

八重垣神

前に来たときは改修中だった本殿が、こんなに綺麗になっていました。
またしても今回も不思議なリズムの太鼓でお迎えいただきました・・・って中でご祈祷して貰っている人が居たので、音が漏れてきただけなんですが
(^^;ゞポリポリ

で、祐気取りのアイテム「お水取り」をせねばと言うことで、今回初めて行く真名井神社へ行ってみることに・・・。
どうせこの辺りならいくら動いても北西のゾーンからはずれることはないし、ねこにとっては、この辺りにいるだけでも充分気持ちよくて、祐気取り効果は満点!


大好きな田舎道を少し走って見つけました。
真名井神社と言うぐらいだからきっと井戸があってお水も汲めるでしょう等と簡単に考えていたのですが・・・無い!!
どうも後ろのお山に滝があってそこで出雲大社のお祭りの時にお水を汲むらしいのですが、そんな道なんて見あたらない
(-_-)
っていうかぁ、たぶん歩いていけば行けるんだろうけど、なんせ歩くの大嫌いなねこ!それにこの季節山に入ってにょろ君と出くわすなんてまっぴら
(>_<)

真名井神社本殿横から 拝殿から正面です

他の出雲の神社と違わず、後ろに神の坐す山を背負って、素敵なお姿です。
気はなんか「シーン」としていて、安らぐ感じです。


お水を諦めて次の神社へ!!
この辺りで次ぎと言えば神魂(かもす)神社。

神魂神社本殿横から 社殿横のひもろぎ

なんか、前回のと同じような写真ですねぇ(..;)""> ポリポリ
でも、このひもろぎ、やっぱりとても良い気を放っていたんです。
社殿は、もう出雲にいる限りこの様式から離れられない
(^^)v
真名井神社との違いと言えば、こちらは御祭神がイザナミの大神だから、千木が水平に切れていますね。

で、ここでも充分に良い気持ちを味わって・・・って言ってもおなかはぺこぺこ。
何せ、本当にこの辺り田舎だから食べるところなんて無〜い
(‥、)
しょうがないから、熊野大社横の日帰り温泉施設で食べようと言うことになって、空きっ腹を抱えたまま熊野大社まで。
まぁ、絶対「美味しい」とは言えないお蕎麦ではありましたが、一応出雲蕎麦を軽〜く食してなんとか熊野大社参拝♪

大好きな熊野大社 外から内陣を覗き込んで(‥ゞ

でも、本当に此処はいつ来ても暖かくて心地よい。気心が知れてるって言う感じかなぁ。気負うこともなく自然体で此処の神様とは向かい合えるんだよね。
今回、此処の社務所で「熊野の大神さま」と言う本を買ってきた。
熊野の元宮ヶ成と言う所にある、磐坐の写真もあって、ちょっとそそられました。
熊野山が本来のお祀りの場だったようで、お山を取り囲むように各神社が配置されているようです。
もっと根性を付けてから、一度ぐらいお山にも登ってみようかなと思ったり思わなかったり
(^^;ゞポリポリ
だって、下からでも充分熊野の大神様の御神徳も感じられるし、何てったってどこかで何かが繋がってるも〜ん
(^^)v


この後玉造の方へ・・・。
今回は松江温泉泊の予定だけど、玉湯にある「いずもめのう細工伝承館」へ寄るつもり。
で、ちょっときつい山道を行くつもりだったのですが・・・道が・・・新しくなってる!
前に通ったときはもうくねくね道で細かったはず。
まぁ、便利になったんだから良いんだろうけど
(-_-;)

途中に面白い神社を発見!

珍宝神社

前に通ったときも気にはなってたんだけど、その時は時間が無くて寄らなかった。
で、今回ちょっと車を止めてみたら、やっぱり!!
村の境を守って居られる神様です。クナトの大神と呼ばれたりします。
まぁ神社の名前を読んでそのままの物と女性の物に似た石が祀られているのですが、本来境を守るのはこの神様のお役目。
おぞましいなんて言わないで下さいね
(^_-)


玉造温泉の外れにある「玉作湯神社」。
此処へ来るのは二回目。静かな良い神社です。

拝殿から本殿を横から イイカンジの摂社末社

ご本殿には玉作の祖「櫛明玉命」がお祭りされているようです。
帰ってからガイドブックをちゃんと観ると、古代の玉作に関する資料が沢山出土していて、事前に連絡しておくと見せて貰えるとか・・・。
何となく寄ってしまった私達は、全然知らなかった
(-_-;)
でもでも、きりぎりすは此処でにょろ君の歓迎を受けたらしい。ねこは観なくて良かった
ヽ(^o^)丿
だいたい出雲へ行くとにょろ君、出てきてくれるんだよねぇ・・・。

そうそうここでお水を頂きました。
古代、作った玉を此処の水ですすいだとか。飲むのはちょっと・・・だけど、勾玉を清めるのには最適のお水♪



この後めのう伝承館で高〜い青瑪瑙の勾玉を観ながらため息をついたわけで
('〇';)
で、やっぱり青瑪瑙って綺麗
(☆,☆)


翌日、朝から雨〜!
やっぱり出雲へ行くと降るねぇ・・・。
まぁ、どうせお参りするときには雨は落ちてこないから♪
松江からそんなに遠くないところでまずは「佐太神社」から。

佐太神社

で、車を降りたらやっぱり雨は落ちてこない♪
写真には写ってないけど、社殿向かって右に大きな木があって、とても良い気が出てました。
そう言えばいつも一緒に行くゾーさんが去年行ってるはずだから、あの木にエネルギーを降ろしたのかな???
こちらには佐太大神様が祀られています。神在祭の時にはとても重要な役割をする神社ですが、何故か佐太大神と言う聞き慣れない名前で祀られている・・・神様って、本当は誰?
し〜んと静まっていて、何も語るまいと言う意志が感じられます。


この後出雲大社へ!!
今回は事前に大社の裏の山に良いスポットがあるとの情報を得ていたので、祐気取りの時間に会わせて先にそちらへ行くことに。
出雲大社をぐるっと回り込んで八雲の滝へ。
しかし、車で行く場所では無いらしく、道沿いにそれらしい物が見あたらないまま峠を越えてしまいそう。
で、Uターンをしてまた来た道を戻ると、一カ所だけ光が射しているところが・・・。
良く目を凝らしてみるとどうも千木が見える。
車を止めたいけど道幅が狭くて止められない。でもだいぶん通り過ぎたところで少し道幅が広くなったのでそこに駐車して少し歩いて登ったら、やっぱりそこだけに日が射していてとても明るい!!
御歳神社。高照姫、下照姫とも呼ばれている、大歳(ニギハヤヒ様)の娘が、兄の事代主様と一緒に祀られていました。
出雲大社の裏にこの神社があるって事はぁ・・・、大國主もやっぱり大物主???
それに大國主を祀っている出雲大社の裏山が八雲って・・・。
ソガ社→スガ社だったら、スサノオの社だし。
大國主が祀っていた神様って???








御歳社 出雲大社の本当の神様を拝む場所

出雲大社は、向かって左横から参拝するのが本式。
何故かというと、大國主が祀っていた神様はこちらを向いているから。
本殿中心少しずれたところに階段があり、入ってすぐに左に曲がり、右に曲がり、もう一度右を向いた正面に神様が居られます。
何が隠されているんでしょうね。
でも、最近それはそれで良いような気がしているねこですが
(^^;ゞポリポリ

この日の昼食は、大社駐車場前の美味しい出雲蕎麦にありつけましたよ
(^^)v


この後西出雲へ。
今回のハイライトと言うか、ずっと気になっていた須佐神社。
メモリーでもこの神社へ来てる。
そうそうメモリーと言えば、今回出雲へ行くときに色々小さい神社をネットで調べたんだけど、この地方の神社って鳥居の最後に門が在るようです。
そう言えば八重垣神社にも熊野大社にもあったんだけど、山の上じゃないからあんまり意識したことがなかった。
で、ねこの見た夢みたいに鳥居があって階段を上って、途中にも鳥居があって、最後に門の建物があるってこの辺りでは普通のことらしい。
そう言う形式があるって全然知らなかったから、あれを書きながら変だなぁって思ってたんだけど、どうもあの神社も実在しそうな感じ
(^_^;)
見つかったら怖いから、調べはしたけどちっちゃな神社へは行かなかった
(^_-)

で、須佐神社の向かいの天照社は、ねこが昔死んだ場所らしいし・・・
取り敢えず行ってみることに!

須佐神社 天照社

須佐神社の裏の森は、何度行っても本当に気持ちの良い森です。
ずっと川のせせらぎが聞こえ続けてて・・・。
で、ちょっと覚悟を決めて天照社へ。
でも、やっぱりな〜〜んにも思い出さない
(^_-)
その筋の人ヨーコちゃんに言わせると、その時のねこは男で、右腰の辺りに漬け物石ぐらいの石をぶつけられて此処で死んでるとのこと。
前に来たときも、そうだったけど、天照社はそんなに嫌な感じはないし、懐かしい感じもない。
須佐神社の森はきっと良い想い出があるんだろうなぁ・・・。なんだか涙ぐむような感覚。

で、帰ってから写真が出来たら、あるはずのない光が天照社のガラス戸に写ってる。
なんなんやろう???
でも、此処でのことは、完璧に終わらせてるって感じがした
(^-^)

須佐神社横の川縁に大好きな紫陽花が咲いていました。




今回の出雲旅行。祐気取りではあったのですが、ねこにとっては何かを整理するための旅でした。
何を整理するためだったのか、それが出来たのかは未だ判りません。
でも、いつものように、徐々に何かがゆっくりと動いて、あるべき所にカチッと填ってくれることでしょう。
今の私はもう焦らない。時は必要なだけ用意されていて、全ての物が連動していることを思い出したから。

また、素敵な言葉が私の口を使って降りてくると良いのになぁ♪
出雲の神々様、いつも本当に有り難う。これからも仲良くしましょうね
(^^)v

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