伊勢編


2001年12月7日〜8日
に伊勢方面へ行った。
でも、その年は暦が遅くてちょうど旧暦の神無月!
「お留守の所、お邪魔しまーす」
外宮内宮は、前の年に行ってたので、初めての場所からと言う事でまず、遥の宮(とうのみや)と呼ばれている
滝原宮へ。
伊勢自動車道の勢和多気で降りて、42号線を南下。大宮町の滝原と言うところに有ります。
鳥居前の道の駅で軽く早めの昼食をとって参拝するつもり。(きりぎりすの食べた伊勢うどんがかなりまずかったらしい(^=^;)
駐車場からちょっと歩いて、参道へ。森の中の道みたいでなかなかGOOD!
でもでもなんか変!どこがどう変なのかは言い表せないんだけど・・・。空気の密度が違うというか、光りの屈折率が違うというか・・・。密度が濃いって言えば良いのかなぁ。
とにかくイイカンジなんだ。伊勢の本宮からかなり離れてるし、平日の昼間だし、参拝客もほとんどいなくって気が乱れていないし、シーンとしていて、その場の気がピュアに感じられるんだ。

滝原宮

此処の社も、ちゃんと式年遷宮をします。その上、驚くことにこんな山の中の忘れ去られたような神社ながら、伊勢の本宮と同じだけのお祭りをするとか・・・。

滝原宮 遷宮用地

社殿があってもなくっても、エネルギーが変わらないのが面白いです。

その後、また南下して
天の岩戸神社へ。
日が暮れた訳じゃないのに、木がうっそうとしていて辺りが暗い。

天の岩戸神社参道

何とか写っていた参道の写真です。人が入って撮ったのは真っ暗で、まるで出てきたばかりの幽霊のようでした(^^;ゞ
此処でもすれ違う人のないまま、二人でペットボトルを担いで奥まで歩いた。
そう、名水百選に入っているお水が汲めるんです。


天の岩戸神社水汲み口

横の方に小さな社殿もあってちゃんとご挨拶してから汲んできました。
でも、一応煮沸してからお飲み下さいとのことです。

その後、
伊雑宮へ。
伊勢の「陰」「陽」「太一」の中の「太一」を表しているらしい伊雑宮。
遥の宮と違って、ちっちゃくて重々しさのない神社。
なんか、此処の神様この旅行で唯一出雲の神集いに参加していたのか、神様がホントに留守っぽかった!

伊雑宮

伊勢ってどの神社を撮っても、同じ造りなんだよねぇ・・・。
でもでも、まだ明るいでしょう?なのに先に行った天の岩戸神社の暗さって言ったら・・・。

伊雑宮横から見たところ

此処では、若いカップルが二人で何か真剣にお祈りしていました。
いやぁ〜、若いって良いねぇ(^^)v

その後、
二見輿玉宮へお参りして、近くの温泉で一泊!
輿玉宮の写真は無しm(_ _)m

翌日、まず
朝熊山に登った。と言っても、登ったのは車!とても眺めの良い有料道路が有って、そこを走ったわけです。
「伊勢に参らば朝熊をかけよ、どちら欠けても片参り」なんて言うもんだから・・・。
確かに、神社づくしの後のお寺は、それなりに気持ち良い!なんか優しくって穏やかで。
その穏やかさに浸っている内にちゃんとした写真を撮り忘れた(^^ゞ
で、この場所は写真無し!
是非、朝のすがすがしい空気の中で、朝熊山に登ってみて下さい。最高の気分になれますよ♪

それで、そのまま有料道路を終点まで行くと、
内宮の前に出ます。
「う〜ん、外宮が先なんだけどなぁ・・・」と思いながらも「近い方から!」と言う事で内宮参拝。ちゃんと五十鈴川で手も洗ったし、参道を歩くときの玉砂利のシャッシャッって音が、汚れを吹き飛ばしてくれるようでした。

もう、唯一神明造りの社殿は良いか!ってことで、ちょっとエネルギーが立っていた内宮の森の写真を一枚。

その後、月読宮へ行きました。

皇太神宮別宮月読荒御魂神社

まだ紅葉が残っててイイカンジでしょう?此処も遷宮用地の方をパチリ。


その後
外宮

外宮

裏の方からちょっと覗く社殿です。裏からでもやっぱりエネルギーが・・・。

内宮も外宮もいっぱい素敵なエネルギースポットが在ったんだけど、それはみなさんご自身で感じてみて下さいね。
なんせ、あの伊勢という場所に、あれだけの聖地が在るって言うことは、日本の宝ですよ。
先人の知恵に感謝!!

その時点でまだ帰途につくには早かったので、ちょっと戻って倭姫宮へ行き、徴古館と言う伊勢神宮の博物館のようなところへ行きました。
いやぁ〜、なかなか見物ですよ。古代のさいしに関するいろんなものが見られるし、門番(?)に守られていて、絶対間近では見られない本宮の本殿につけられている飾りなんかも間近で見られる。
歴史の説明もいっぱいあって、良い勉強になりました。

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