太郎坊宮 阿賀神社編  

2004年6月15日滋賀県の阿賀神社へ行った。
ゾーさんと随分前から「行こう」と言っていたのですが、噂によると740段あまりの石段があるとの話に怖じ気づいていたねこ
(^_^;)
が、夏ちゃんから少し前に素晴らしい情報♪
「途中まで車で登れるらしいよ!駐車場からだったらそんなに大変じゃないって」とのありがたい言葉。その上、友人が行ったときに貰ったというパンフレットのコピーまでくれた。
で、それを見ると確かに3分の2はカットできると書いてある!!
740÷3=約250段ほど。でも250段も残ってるのかぁと思ってしまうねこ
f^_^;
それでも今回はどうしても行かなければならない理由が・・・。
それというのも、友人の、亡くなったお祖父様が、チャネリングによって古事記を書いていたという話を聞いた。で、それが途中で終わっているとのこと。
そのチャネリングしていた神様が此処阿賀神社の御祭神「吾勝」様。それでお祖父様は石上神宮と、こちらを御信心して居られたそう。
その話を聞いたときねこは「何とか出来るかも知れない!」となんの根拠もなく思ってしまい、「引き継いで書いてくれる人を捜してみる」などと安請け合いをしてしまったわけです。
普段のねこは、そう言う神様の話とか怪しい系統の話には石橋をたたいても渡らないタイプ。此処では怪しいことを書いたりしているけれど、本当はごく一般人なのです
(^^;ゞポリポリ
でも、話を聞いた段階で「やってみる」と言った為に神様との約束が成立・・・。
なので、まず吾勝様にご挨拶をしておかなければ成らなくなったわけです。
もちろん石上の方へはすでにご挨拶も済んでいる。
運動不足で鈍った身体・・・その上風邪気味・・・尚かつ暑い〜
(‥、)
でも、神様との約束を果たすために最初のご挨拶は絶対に必要♪
だいたい、そのお祖父様の話を聞く2日前に、夏ちゃんから阿賀さんの話を聞いて、パンフレットのコピーも貰ったところだったし・・・。
どうも誰かに仕組まれているような
(^_^;)

梅雨時というのに、お天気は最高!
最近ゾーさんの後ろに憑いていた神様が入れ替わったのか、彼を乗せても雨は降らない♪
ちゃんと教えて貰ったように、登り口の前を右に曲がって山道を車で登る。
少し走ると駐車場がありました。
欲深い我々は、「もう少しいけるかも」等と言いながらそこを通り過ぎたら、どうも山を越えてしまう道
(>_<)
これではいけないと、最初に見た駐車場までUターンして到着。
そこから階段を登る。ゆっくりと休みながら・・・。
いえ、普通の人だったらホントなんて言うことのない数です。
ただ、ねこに体力がないだけで
(^^;ゞポリポリ
ゼェゼェと息が切れてきた辺りに竜神社が在って、そこが手水社になっている。
で、早速龍神様のお水を頂いて一休み。
ゾーさんはそこでも一発大っきなのを神様に差し上げておりました。












竜神社(甘くて美味しいお水でした) 本当はこの階段を登るんですよ。

此処でお水を頂いた途端に、元気が出てきた〜♪ さすがに龍君!!
で、後はすいすいと階段を登って愛宕社、稲荷社、火防の稲荷社の前を通り過ぎると有名な夫婦岩!!
もう磐フェチのねこなんか垂涎物
(^u^)
大〜き〜な磐がまっぷたつに割れた状態で、その間を通り抜けるわけです。
まぁ、胎内道潜りのような感じで、生まれ直す感じですか。
で、言い伝えによると、嘘つきが通ろうとするとその磐に挟まれてしまうとか!!
幸いにも今回3人とも挟まれずに済んだようです
(^-^;)
まぁ、自分に甘く、自分の欲求に正直に生きてますから
(^_-)

入り口の方からです 通り抜けた後

胎内道を通り抜け、生まれ変わった後、ご本殿で正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊(まさかあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)様にご挨拶です。
実はこの神様、どうも記紀の中では影が薄い・・・と言うか、完璧に近い状態で抹殺されている!!
色々調べては見たのですが、天孫降臨の時に、最初この神様が降臨されるはずだったのに、途中で子供が産まれたからと言って降臨を息子に譲ったまま姿を消してしまっている。
怪し〜い!!で、今主に祀られている神社は此処と九州の英彦山ぐらい。
ちなみにチャネリングしていたお爺ちゃんは「此処には吾勝様は居ない。京都へ行ってる」と言ってられたそう・・・。でも、磐フェチのねこきりにはとっても気持ちの良い場所♪
居なくても通信は出来るだろうと言うことで、「書きかけの古事記が完成されますように、お導き下さい」とお祈りしてきました。

ご本殿です なんだか上の石が石猿に見えた!

此処の神社の名前「阿賀(あが)」は、恵那(えな)と同じように胎児を包んでいる胞(えな)と同じ意味らしい。
太古生物は石に隠れて宇宙から飛来し、地球に辿り着いたという説があります。
その時の胞がこれだという人も居るようです。
で、石から生まれた者と言ったら孫悟空。で、何となく右上の写真の上の方が石猿に見えたり見えなかったり
(^^;ゞポリポリ
まぁ、隕石からアミノ酸が発見されているようなので、生命の起源が宇宙から来たというのもあながち嘘ではないのかも♪

ご本殿で参拝を済ませ、少し降りて行くと左手に地主神社。
やっぱりこの土地を元々持ってられた神様が祀られていると言うことで、此処でゾーさんは思い存分神業を♪
そうそう、深〜い穴が在ったのでその中から山一体に広がるぐらい大っきなのを差し上げてくれました。

で、少し戻って七福神の像を辿りながら一願成就社。
一つだけ望みを叶えてくれると言うことなのですが・・・残念ながら今のねこきり、流れに乗っているだけなので何を願うべきかが判らない!!
取り敢えず「お役目がちゃんと果たせますように」とお祈りしました。
お社の後ろに鎮魂窟と言うちょっと良い気場が在って、その前でゾーさんが新バージョンのお清めもしてくれました(^^)v

一願成就社 素晴らしい眺めです

パンフレットによるとこの社の後ろに願掛け道と言うのがあって、玉石社や天狗像役行者像、そして紫微社が在るらしい。
今回行ってないです
<(_ _)>
太郎坊と言うのは天狗の名前だし、七福神は仏教。役行者は修験道。紫微社は道教。もちろん玉石社やご本殿は神道。色々な信仰の形態が混ざっている聖地です。


今回お昼過ぎに参拝が終わってしまい、「後どこへ行こうか?」と悩んでいたら、行きの車中でゾーさんが「京都の山の奥に行きたい神社がある」と言ってたのをきりぎりすが思い出し、琵琶湖大橋を渡って途中峠を抜ければ遠くないと言うことで、全然場所は違うけどもう一社行くことに。

場所は京都の北区。岩屋橋と言う辺りらしい。
まぁ、京都とは言え、思いっきりの田舎道。細くて曲がりくねった川沿いの道をひた走る。
何となく京の奥座敷っぽい感じの割烹旅館もある。
で、ゾーさんに「なんて言う名前の神社?」と尋ねると、「忘れた!なんか人の名前みたいな神社やった」とのこと。
でも、道沿いにはそれらしい神社は無い!で、どんどん行くと全く人家もなくなった!!
「人家のないところに神社は無いよ〜」と言うことで、細い道で何とかUターン。で、その割烹というか料理旅館みたいな所まで戻ると、それらしいものをみっけ!
ちょっと細い道に入ったところに、小さな社が・・・。
で、車を降りてみると「惟嵩神社」と書いてある。
「???」うわ〜読めませ〜ん
(‥、)
で、隣で掃除していたオジサンに「なんてお読みするんですか?」と尋ねると「これたか神社です」との事。
「え゛〜っ!これたかって言ったら惟嵩親王の?」
「そうですよ」とオジサン。
確かに人の名前のような神社でした。
惟嵩親王と言えば、聖徳太子と並んで木地師の守り神。
で、最近では滋賀の「ありがとうおじさん」なる人がお祀りされているとか。
あまり興味がないので良く知らなかったのですが、後で調べるとそのありがとうおじさん、白光の五井さんを尊敬しているとか・・・。
最近ゾーさんもその白光のお祈りに填ってるし・・・。やっぱりどこかで繋がっているのかも
(-_-)
で、その神社、社はちっちゃくて小汚いのですが、裏山に結構気になる磐坐が・・・。

惟嵩神社 裏の磐坐

この磐坐、まるで雷に打たれたよう。
そう言えば鴨川を遡ってきたし、かもと言えば別雷の大神。
それに惟嵩親王と言えば、やっぱり無念の思いを持ったままみまかられた・・・ある種の祟り神でもあるし・・・
(-_-;)
ゾーさんがいつもの神業を奥の方でしてくれたのですが、まだまだ動く気配なし。
そんな感じがするとゾーさんに言ったら、「光の大龍神で清めようか?」との言葉。
でも、何となく未だその時期じゃないと思うんだよね。
だって、突然やってきて他人のお家を大掃除するなんて、なんだか失礼じゃない?
だから、今回はご挨拶して玄関だけ掃き清めて帰れば良いんじゃないかなぁ。
何となく、此処の神様って大きな力を持っているだけに、色んなものを引き寄せてて、それを一気に片づけるってなんだかねぇ。

たぶん、また必要があればあちらからお呼びがかかって、大掃除させてくれると思うよ♪


と、今回思いも寄らない神社まで行ってしまったけど、やっぱりゾーさんの神業付きツアーは気持ちよくって面白いです。

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