2006年夏 〜出雲〜  


2006年8月26日、久しぶりに出雲へ行った〜ヽ(^o^)丿
今回は翌日福山でお仕事を作っていただき、無理矢理の出雲旅行!

予定は何も決めずに「とにかく出雲へ行くんだ〜」と・・・

朝9時前に大阪を出発。途中竜野西SAでトイレ休憩をとって走り出した途端・・・「わ〜っ!チカちゃんや〜」とKIRIさんが声を上げる。
ねこもそれにつられて前を見たら・・・播但道の入り口でチカちゃん号発見!!
それも播但道の入り口で停車した〜( '_';)

でも、高速道路なので逆戻りは出来ない(^_^;)

そう言えば、26日の祐気取りで大山に行くって言ってたなぁ・・・。
でも、大山だったら米子道じゃないのかな?
取り敢えずメールで「高速道路で止まったら危ないよ!」と・・・。

すぐに電話があって「前の赤い車か?」と。
「私達は出雲へ行くからまだ中国道。大山やったら米子道までいかなあかんのちゃうの?」
「大山でも鳥取側やから、播但道で良いねん」と。

取り敢えず、高速道路ですれ違いf^_^;

私達はそのまま中国道から米子道に入って、蒜山SAで昼食。
栗おこわと冷やし蕎麦の定食、お蕎麦の腰が強くてねこ好みで結構いけました(^_^)v

蒜山高原にかかる
まず最初の八雲立つ(?)

お腹いっぱいにしてから、米子まで

米子に着いてから「さて何処へ行く〜?」

「取り敢えず山陰道には入らずに、一般道で行こうか」と9号線をひた走る。
安来を過ぎて、揖屋を通り過ぎる・・・。

今回「揖屋の伊布夜の社に行こうかなぁ・・・それに黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)の写真も撮りたいなぁ」と思ってはいたのですが、前日からの腰痛・・・。
それに車を降りたら焼け付くような日差し。
直射日光嫌いのねこには、最悪の条件(^^;ゞポリポリ

祐気取りは3時〜5時だし、出来れば黄泉の入り口より神の居るところの方がよさげ〜f^_^;

KIRIさんには声を掛けず、そのまま通り過ぎて貰いました。

松江の手前で左に入って、いつもの八雲立つ風土記の丘公園を通り過ぎて、やっぱり熊野大社へ。

此処まで来て、あそこに寄らないわけには行かないからね〜(^_^)v

八雲立つ第二段 熊野大社駐車場より 橋の上から

何ともはや凄い雲!!
さすがに「八雲立つ 出雲八重垣 妻込みに 八重垣つくる その八重垣を」のうたの通りの空模様。

がぁ、ねこはその時にはまだ気づいてなかった・・・。

本殿でご挨拶してると、なんか「ドンドン、ガラガラ、ゴロゴロ」と音がする。
神職さんが大工仕事か何かしてるのかな?と思いながらもそのままお参り。
でも、それにしては境内は静か・・・。
「もしかして・・・これって雷(?_?)」とねこ。
「そうやで〜」とKIRIさん。
「だけど・・・こんなに晴れてるし・・・カンカン照りやし・・・おかしいやん!」
「さっきのモクモク雲の下で鳴ってるんやろ〜」と・・・。

イザナミ社から本殿を覗き込んで! イザナミ社

何時も同じアングルからの写真なので、今回はちょっと失礼して内側を撮らせていただきました!

KIRIさん作、出雲石で彫った勾玉「御年姫」。
熊野大社の御神水で水浴び中です。
一緒に連れていったピアスの「ウム貝ちゃん」と
「キサ貝」ちゃんもちゃんと水浴びしましたよ(^_^)v

石って、本当に良いお水が大好き!
凄く光ってくれるんですよ〜♪

それにしても、その遠雷・・・神様の前に立つと大きく鳴る!!
拝殿前を離れると雷の音も遠くに離れる・・・。

最後に櫛稲田姫のお社の前でも、またまたドカンと・・・鳴った。
その途端「アナタの妹です・・・」ってねこが思ってたf^_^;

でも、櫛稲田姫って、末っ子なんだよね〜。
ほら、毎年ヤマタノオロチがやってきて、娘を一人づつ食べてしまって、この子が最後の子供なんです〜ってテナヅチアシナヅチと言う名前のジジババが泣いてたって言う話。
その最後の子供が櫛稲田姫。
なのになんで「妹なん〜(?_?)」

まっ良いか!!
とにかく懐かしくて、嬉しかったからそれで良し(^_-)

それで、境内を出た途端に、あれだけ鳴ってた雷がぴたりと止んだ!!

「あれっ?おかしいな〜??」

その後、祐気取りの時間も近づいてきたし、ご近所の須賀神社へ行くことにした。
今回の旅の初っぱなから見せていただいている八雲。

でぇ、さっき書いた八雲立つ出雲八重垣・・・のおうたをスサノオの命がお読みになられたという和歌発祥の神社。

えーーっとぉ、ねこきり気持ちよかった場所ファンの方は・・・入り口で吐きそうになっていた友人の写真を覚えておられるかとf^_^;

ご本殿です これが八雲?!

こぢんまりとしたイイカンジの神社です。
ヤマタノオロチからクシナダヒメを守って、「我が心、すがすがし」とおっしゃったから須賀。

こちらの御神紋が・・・何とも不思議な雲の渦。
右巻きと左巻きがセットになってて、全部で8つ。
内から書くのか、外から書くのか・・・またまた此処でも渦が〜(>_<)

それにしても、何か意味ありげな渦でしょ〜!
雲は渦なんだよね〜(^_^)v

でぇ、この神社に着いたときも、遠くでゴロゴロと鳴って居たのですが、中に入ったら鳴りやんだ!
此処にもクシナダ姫が居られるはずなんだけどなぁ・・・。
でも、此処では何も感じなかったf^_^;
さっきのはやっぱり気のせいか!!

とにかく、暑い!!
社殿に向かってご挨拶していると、黒い服を着ていたねこは背中から発火しそうな感じ!

本殿から右に向かってお参りしていき、最後のところに裏山に登る鳥居が!!
「あれ〜?前はこんなん無かったよね〜」
「多分・・・奥の宮に此処から行けるようにしたんちゃうか」とKIRIさん。

そうそう、最初に来たときに女性の神職さんに教えて貰って、車で山を回り込んで奥の宮に行ったんだけど、あれがこの山だったら、こっちからも行けるかも・・・。
でも、違う場所かも・・・前からあったけど、「しんどいの嫌い」なねこの目には入ってなかっただけなのかもね〜f^_^;

いつもは、この神社だけの御参拝なんだけど、今回隣のお寺にも行ってみた。
と言うのも、ご本殿と同じ高さで、そのままお寺に入っていける!
つまり階段もないし10歩で行けるぐらいの近さ(^_^)v
お大師様もいらっしゃったので、ちゃんとご挨拶してきました・・・がぁ、あのお寺がなんという名前だったか忘れてしまったm(_ _)m
とにかく須賀神社の隣のお寺です(^^;ゞポリポリ

お山の登り口 左のお堂は大師堂で、後ろに本殿が見えてます

此処で勾玉情報!!
出雲の指定された神社仏閣を全部回ると只今勾玉がいただけるそう!
どんな勾玉なんだろう?
ネットで調べたら出て来るかな〜?

この後、宿を取った玉造温泉へ向かった。
今回の宿は、小説「時代屋の女房」に出て来る保性館。
天皇陛下もお泊まりになった別館もある。
松江の松平家が狩りの時に此処の温泉を利用していて、その番をしていたのがこの旅館のご先祖様だとか!!


途中で玉作湯神社にも御参拝。
KIRIさんは、勾玉を磨くためのお水を頂く。

KIRIさんの背中・・・汗でびしょびしょ(;^_^A アセアセ…
だって上右の太陽が、ジリジリと照りつけているんだもん(^^;ゞポリポリ
下左の写真、柵の横が真玉池。右下は社殿裏の花仙山。
「出雲石って、この花仙山でしか採れないんだよね〜」とKIRIさん。
「アカンで!神社で石拾ったら!!」とねこ。

玉作湯神社辺りで祐気取りの時間に突入!

その後、一度9号線まで出て、やっぱり勾玉の伝承館へ・・・目の保養です(^^;ゞポリポリ
だって、あまりにも高すぎて絶対手が出ないのは判ってますから〜(‥、)

で・・・行ってみたら、さすがに2年ぶり!完全リニューアルで随分変わってた( '_';)
でも、置いてある石の値段の高さだけは変わってなかったけどね〜。

NHKのテレビ番組「聖徳太子」で使ったミスマルも、役毎に展示されてて、「素敵〜(☆,☆)」

でも、あそこの勾玉・・・ちょっとねことしたらプロポーションが気に入らない!!
平坦な面が多すぎるんだよね〜(^^;ゞポリポリ

菅玉も勾玉もレプリカではありますが・・・
こんな使い方もあったそうな。
派手っちゃぁこれ以上の派手な付け方は
無いような気もする。
シャーマンが、自分の力を誇示するために
こんな付け方をしたんだろうな〜

たっぷり目の保養をした後、KIRIさんが「出雲石って此処では分けて貰えないんですか?」と店員さんに尋ねてみた。
工房のようなところには、そのまま勾玉を削り出せそうな形に切った出雲石が沢山置いてあるんだもん♪
「それ、2〜3個分けて下さ〜い」って感じ(^^;ゞポリポリ

すると、中で仕事していた職人さんのような人を紹介してくれてお話を聞けた。
若いお兄ちゃんだったんだけど、この人がまたとってもいい人(^_^)v

出雲石の方は・・・今はどんどん減ってきたから、売ってくれなくなったそう。
でも・・・内緒の話をしてくれた(^_^)v
それと、ねこがつけてた御年姫とウムガイキサガイちゃんを見て、「すご〜ぃ!!」って褒めて貰っちゃった〜ヽ(^o^)丿

この後、此処のお兄ちゃんに教えて貰った秘密の場所に行ってみたけど・・・前回の台風被害でそれ以上進めず!
また出直す事にしよう〜♪

結局5時までに温泉には入れなかったけど、秘密の場所でしっかり祐気取りは出来ました(^_^)v
そこでも、しっかりゴロゴロ鳴ってたし♪

それと何時も出雲へ行ったら出てきてくれるニョロさんに会ってないなぁ・・・まぁ、会いたい訳じゃないんだけど〜(^_^;)
と思っていたら、その秘密の場所の帰りに・・・2m級のがスルスルと目の前を通り過ぎていきました。
一応お決まりのものは見せいただけたと言うことでm(_ _)m

そうそう、泊まったお宿「保性館」なのですが・・・
玉造温泉の宿では、はじめて玄関までお迎えに来てくれたよ〜(/_;)
もう10回以上玉造温泉には泊まってるけど、何故か何時も玄関先についても無視され続けてたんだよね。
まぁ、中に入ったらちゃんと歓迎してくれるんだけど・・・なんでやったんやろ?
でもまぁ、今回の宿はちゃんと玄関まで出迎えてくれて、ウェルカム抹茶のご接待もあったし、まずまずでした。

お部屋も、ネットで安く取ったにしては、結構広くてイイカンジ。
久しぶりにオンシーズンの土曜日泊と言うことで、川沿いも活気があって良い!
ただ・・・ねこは腰痛・・・翌日仕事だから〜・・・とお部屋でのんびり。
なのですが・・・お部屋の照明が突然半分になる( '_';)
でぇ、しばらくするとまた点く!!
それを30分ごとに繰り返す(^^;ゞポリポリ

「いや〜・・・やっぱ、これはくつろぎにくい」と言うことで、お布団を敷きに来た人に「電気が突然暗くなったりするんですぅ」と訴える。

早速電球を持ってきてくれたんだけど・・・「どれも大丈夫そうです」と。
「あのね〜・・・1本が切れるって言う感じじゃなくて、半分ぐらい消えるんです」
カバーを外してみたら、6本の蛍光灯が入ってる。
で、グローランプかも知れないと言うことになって、グローを取り替えようとするのですが、器具が劣化しててボロボロ取れる。
「じゃあ、半分消しといて下さい」とグローを外して貰ったんだけど・・・そのおじさんの目の前で全部点いた!!
「普通グローがなかったら点かないでしょ〜」
「どうなってるんでしょうね〜」と修理しようとしていたおじさんの目もまん丸(@_@)

取り敢えず、「今日はもう寝るだけだから、この電気は消して間接照明で過ごします」と直すのは諦めた。

まぁ、九紫の象意に電気って言うのがあったから・・・これも象意が取れたって言うことなのかも(^_-)

夜中遅くまで、外の足湯で騒ぎ続けてた人も居たし、派手とかの象意も取れたことにしようかな〜(^_^)v

この旅館の食事は、夕食は◎。でも、朝食は×。量が少ない訳じゃないんだけどもう少し工夫が欲しいなぁ・・・。
前に気に入って泊まっていた旅館は、土鍋に一杯しじみ汁を出してくれて、食べ放題だった。味付けも、そっちの方が薄味で、それなりに工夫があったんだよね〜。
今回の旅館の朝食は・・・典型的な和食で、とにかく塩辛いおかずばかり(‥ゞ

ねこが、此処の旅館でどうしても気になったのは、洗濯物の臭い・・・。
タオルとか浴衣とか・・・。
多分ボイラー室が厨房の傍にあるんだろうなぁ・・・。
食べ物のにおいが染み込んだタオルで髪を拭くのって、かなり嫌な感じ(-_-;)

浴衣についた臭いは、自分が夕食を食べたら判らなくなっちゃったけどね〜(^_-)
それでも、湯上がりに焼き魚の臭いの付いた浴衣って・・・気分台無しだよね。

照明の件は不可抗力でしかたないけど、そこはちょっと気になった。

それと、敷き布団の薄さと言ったら・・・何十年ぶりと言った感じ。
最近何処でも、2枚重ねとかで、気を使ってくれてるんだけど・・・。

もしかしたら、電球騒ぎで1枚忘れられてたのかな〜?
おかけで、今日は身体が痛〜い(。>_<。) えーん


と、今回こんな出雲旅行でありました。

なんの縁もゆかりもない出雲なのに、なんでこんなに恋しくて、行くとこんなに安らぐんだろう?
特に、今回行った東出雲はとても心地良い。
大社のある西出雲より、こっちの方がピタッと来るんだよね〜。

もちろん西の方も好きは好きだけど♪

奥出雲も大好きだけど、もっとゆっくり出来る時じゃないとね〜。
仁多を通り過ぎる辺りで、メモリーでは多分この辺りのことを「書いた」んだろうなぁって思ってた(‥ゞ
そう、ねこの場合、全部知ってる場所を書いてる訳じゃないからね〜(^_-)
春樹の車で、お墓参りに行った場所。
何となく途中分かれ道があって、お地蔵さんが居そうな気がした(^_-)

翌日おろちループを通って福山に向かったんだけど・・・その時ねこは爆睡してて気づかなかった(>_<)

絶対近い内にまた行くぞ〜!!

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