2004年秋 阿蘇編 |
2004年11月1日〜4日まで九州へ行った。
今回の祐気取りは3日午後1時から3時まで。
今回はねこの田舎でちょっとした用事があって、どうしても・・・と言うか、行っておいた方が良いなぁと言う事で、財政的ピンチの中強行したって言う感じ(^^;ゞポリポリ
で、九州へ行くと決めてから、何時も使う関西汽船のマイカーワンツープランと言うお安いプランを申し込もうとしたのですが、出発2週間前までしか受け付けてくれない(>_<)
だったら、マイカー旅行のパックプランと言うことで調べたらこれもまた2週間前まで・・・(-_-;)
ヤバ〜ッ、正規の料金だと往復8万近くなる。向こうでの宿泊料金も要るしぃ(‥、)
でも、祐気取りなら3倍になって帰ってくるはず。覚悟を決めるかぁ〜っと思っていたらKIRIさんが良いものみっけてくれました(^^)v
ディスカウントチケットショプで関西汽船の株主割引券を買えば半額になると言うおいしい話。
で、出発3日前に梅田まで買いに行った。一枚1000円のところがナント!期限切れ寸前で半額になっていた\(~o~)/
往復2人分4枚購入して、その足で船のチケットを買いに行ったら、本当に半額で買えた(^^)v
フッフッフッ(-_-)やっぱり神様が行って来いって言ってるなぁ。
ホテルは18年前に行った阿蘇白雲山荘に決め、ネット予約!
滞在費も含めてなんとか10万でおさまりそう(*^_^*)
1日の夜9時に関西汽船に乗り、2日の午前中に別府観光港に到着。
一番初めにねこの産土さんにご挨拶。
石垣八幡様です。 此処の銀杏が・・・いっぱい実を落としていて、それを踏んだものだから暫く車の中がウ○コ臭かったのであります(-_-;) |
その後、前の週に急死した叔母のお悔やみに母の実家へ行き、その後入院している母の姉を病院に見舞い、用事は完了!!
それにしてもその入院している叔母さん、母の一番上の姉なんだけど・・・2年前にも会ってるにも関わらず「40年ぶりに会いに来てくれた」と大喜び♪
「あんなちっちゃかった子供が、おばさんになったんやねぇ」と感心することしきり(^,^;)
あれだけ喜んで貰えたら「おばさん」と言われてもまっ良いか!!
何気にレイキを当ててあげられたし、良かった(*^_^*)
で、今回の方角は南西。実は別府も湯布院も、今流行の黒川温泉までも我が家から見ると五黄ライン上・・・。
そう、各方角の切れ目のライン左右3度づつは、常に五黄ラインで使えない!!
それを知ったときにはむっちゃショック(T.T)
だって、うちから見たら結構良い温泉が軒並みそのラインの中。別府もそうだし道後も、それに玉置山も・・・。もしかしてそのせいで最初に玉置に行ったときKIRIさんは熱を出したのかも(^_^;)
で、その五黄ラインを外すと、良い温泉アンド気場の良い場所になると阿蘇。
前に内牧温泉で、体調10cm近くあったゴキブリが出ちゃったもので今回は赤水温泉にしたわけ。
これ、途中湯布院辺りのドライブインで食べた瓦蕎麦。1300円なりはちょっとお高め(^_^;) あの辺りでは結構有名な食べ物らしいんだけど、もちもち茶蕎麦が焼いてあって、その上に豊後牛が乗っかってる。 付けだれは暖かくてなかなか美味でした(^u^) |
阿蘇では、まず、前回に行っていなかった「霜宮」を探してウロウロ。
で、結局神社のことは神社で聞こうと阿蘇神社へ。そこで神職さんに尋ねたら「今行っても何もないですよ!お祭りは終わってしまったし・・・」と言いながらも観光地図をくれて教えてくれました。
が、しかし、その地図の通りに行こうとするのですが全くたどり着けない!!
最後には、またしてもKIRIさんが行くのを拒否しているように、言われた道を確認しながらも見過ごしてしまう・・・。「アカン!今日は行ったらアカンねや」との結論に達してそのまま赤水温泉まで行くことに。
でも、阿蘇神社で頂いた観光地図に興味深い神社の名前が・・・「蛇石神社」・・・。
ねこのラッキーアイテム「蛇」さんと、石がくっついている所なんてやっぱりそそられます。で、ホテルに入る前にちょっと寄り道。
正面の鳥居です | ご夫婦(?)の白蛇さん |
実を言うとちょっと気味悪かったんです。
ガラスの中の白蛇さん・・・。脱皮したばかりらしく真っ白で、ガラスの中にヒーターを入れて貰ってじっとしていたのですが・・・(^_^;)
別に噛みつくわけでもなく、綺麗なものなのにも関わらず、やっぱりみーさんってちょっと(-_-;)
でも、そこでねこは気がついた!! そう!みーさんに対する恐怖って、お金に対する恐怖とよく似てる。もちろん毒があるものは危険だけど、そうでなければ咬み癖のある犬より危なくない。爬虫類大好きな人の割合って、お金大好きな人と同じぐらいかも(^_-)
恐れる必要のないものなのに、何となく嫌われてるし。
そう言えばみーさんってお金のまもり神でもあるよねぇ・・・。っていうことで、みーさんを、いえいえお金さんを怖くなくするために、意識を改造しよう!!
ピラミッドにみーさん? | この磐坐に神様が・・・ |
ちょっと気味悪気な神社ではありますが、御祭神は名前だけでもちょっとカッコいい健磐龍命です(^^)v
社殿に依りますと、健磐龍命の乗っていた馬が、右の写真の磐坐に長縄を引き込んだとか。その後健磐龍命の変身と言われる白蛇がこの地に鎮座されるようになったらしい。
500年前とも言われているし、それより更に1000年遡って1500年前から民俗信仰として祀られているのではないかとも言われています。
結構地元の人に大切にされているらしく、社殿も綺麗だし、朱塗りの鳥居も桧作りだとか。
そう言えば、社殿の中に面白い写真があったなぁ・・・(^_-)
その後、阿蘇白雲山荘にチェックインしたんだけど・・・全然記憶にない!!
いえいえ呆けてるんじゃなくて、前に来たはずなのに二人とも全然覚えてないんです。
ロビーもエレベーターも???「ほんまに此処やったんかなぁ?」
で、お部屋に入ったら「そうそうこんな感じ!」。
18年の年月って(^.^;
此処のホテルは、う〜ん、見かけ倒しかなぁ(^^;ゞポリポリ
まぁ、夕食だけは無茶苦茶豪華だったけど、従業員のサービスは中の下または下の上ぐらい。朝食に至るや下の下ぐらい。
そう言えば一度倒産してるからねぇ。前の時と経営者が変わって、コンセプトも変わっちゃったのかも。それで入った感じが変わってて思い出せなかったのかな?
これは、五黄ラインにかからない阿蘇で良いホテルを探さないと、これからが大変だ〜。
翌日3日。祐気取り本番日♪
前日までの予報では「晴れ」降水確率も10%。安心して寝たんですよ。なのに曇ってる・・・って言うかぁ、リリーバリーのマスターに聞いていた俵山のペトログラフを見に行く途中で土砂降り!!
アカン・・・やっぱり阿蘇には龍が居たはる(^_^;)
で、聞いていた俵山の道の駅に着いた頃には小降りになったから良かったけど・・・っていうかぁ、降りたときにはいつものように傘は要らなかった(^_-)
道の駅の向かい側に、公園のように整備された小山が在って、そこにペトログラフが刻まれていたらしい磐が配置されています。
マスターの話ではUFOのペトログラフが在ったらしいけど・・・見つけられませんでした。
後から聞いた話では、此処の近所にケルトの目の彫られた石があって、マスターはその目玉に当たる石を掴みだしたとか・・・するとそこから黒い涙のような状態で蟻がゾロゾロ出てきてギャーッ!と言う体験をしたそうな(^,^;)
「でぇ、その石、どないしたん?まさか此処にあるっていわへんよねぇ」とねこの言葉。
「それはさすがに元通りに返してきたけど、返すときに何匹か死んだかも・・・」ってぇ(>_<)
も〜っ、石フリークは怖い!
で、道の駅に観光地図の看板があって、そこにペトログラフ発見地と書いてあったから、警備員のおじさんに尋ねてみた。なんせおおざっぱな地図ですから・・・。
でも、そのおじさんはちんぷんかんぷんで、違う人を呼んでくれたけどその人もまた???って。地元ではペトログラフなんて誰も興味を持って無いみたい(-_-;)
でも、大体の位置を教えて貰ってそっちの方へ行ってはみたんだけど、あまりにも道が細くなってきたから引き返してしまった。
その時に見つけた磐なんだけど、写真が暗くて見えにくいねf^_^; 天然石に猿田彦大神って彫ってあって、上に三日月と太陽のマークも彫られています。 この後高森へ行くまでずっと何キロかごとに同じマーク付きの猿田彦さんがおいてありました。 猿田彦さんと言えば白髭神社の御祭神、道開きの神様。 なんで、この辺りでこんなに信仰されてるんだろう? そのうち調べてみなければ・・・。 |
阿蘇には二つの阿蘇神社が在ります。
もちろん一宮の阿蘇神社がそれですが、阿蘇中岳を挟んで真南ぐらいに高森阿蘇神社と言うのがあるのです。
御祭神は健磐龍命と12神で、一宮と同じ。でも、規模はずっと小さくて、あまり知られてないみたいです。
正面から | 狛犬??? |
今年のいずれかの台風で折れたのか、木が可愛そうな姿になっていました。
樹齢1000年ぐらいの立派な木がいっぱいあって、気場も整っていましたよ。
でも、此処で降りたときの寒さと言ったら・・・震えましたねぇ・・・南国九州で、尚かつ火の国阿蘇の麓でこんなに寒いなんて〜。
右の写真の狛犬(?)さん・・・変じゃない?首の所に鱗が・・・で、どうも元は朱塗りだったみたい・・・これってもしかしたら爬虫類?それとも胴体の短い龍???
外から撮ってみました | 社殿横なんだけどなんか気が吹き出してる感じが・・・ |
此処の神社は8月に風鎮めの祭りが有名だそうです。
森と言った感じの気なんだけど、深い水の底のような感じもあって阿蘇って不思議です。
この後、お水を頂くために、銀河高原ビールで有名な白水村へ。
阿蘇って、元はカルデラ湖だったから水に恵まれてるんだよね。もちろん高森にもいっぱいお水がいただけるところがあったんだけど、何となく私達は白水まで戻りました。
白川水源にはちゃんと神社があって、水の神様が祀られていましたよ!
白川吉見神社 | これが水源 |
昔行ったバリ島のタンパクシリンの様な場所。水底からぷくぷくと水がわき上がってて、とっても綺麗でした。
入場料一人100円払うとお水が汲み放題です。ねこきりは取り敢えず時間は早いものの此処でペットボトル3本のお水を汲みました(^^)v
此処は公園みたいになっていて、結構おみやげ物やさんとかもあるし、パワーストーンの「かいうんや」も在りました。「あなたのお誕生日からパワーストーンを選びま〜す」なんて言ってたけど、そんなん信用せえへんもん(^^)v
でも、そこでどこかのおばさんがパワーストーンを買ってたときに、「もし壊れたら阿蘇の草千里にある火山博物館にも同じお店が在りますので、そちらでも修理できます」と店員が言ってたのを聞いて「う〜ん、草千里の火山博物館か!博物館なら暖かいかいなぁ」とほくそ笑むねこ(^_-)
で、KIRIさんに火山博物館へ行こうと提案したわけです。
だって、あの寒さの中温泉に入ってその後湯冷めしたりしたら・・・帰ってすぐの仕事が・・・って言いながら結局風邪は引いたんだけどね(>_<)
それに、山頂はもっと寒いに決まってるし。
で、草千里へ行って祐気取りをすることにしました。なんせ、あの辺りなら火山のエネルギーがどこにいても満ちていますから♪
草千里の土産物屋さんから・・・ |
まず火山博物館でお勉強!!
溶岩とかがいっぱいあって楽しかったよ!根子岳の溶岩と中岳の溶岩は全然違ったりして、なんだかKIRIさんは溶岩が欲しそうでした。案外勾玉を彫ったら綺麗かも♪
博物館の中で15分ぐらい5面マルチのパノラマ映画のようなものが放映されています。
ヘリからみた阿蘇で、ちょっと酔いそうになったけど気持ちよかった!
高所恐怖症気味のねこには、本物のヘリは無理そうなので、儲けものだったかも♪
あれ、結構お奨めです。
そうこうしているうちに祐気取りの時間に突入!
で、まず何かを食べようと五岳セットとなるものを注文。
その土地で取れたものを食するのも祐気取りなので、あの辺り特産の高菜ご飯を火山に見立てて丸く盛り、上に紅生姜で火山の噴火口を・・・ってベタな感じだよねぇ。
で、途中まで食べたところで「写真を撮れば良かったねぇ」とf^_^;
食い気に勝てないねこきりですm(_ _)m
で、祐気取り後1時間残して霜宮に再チャレンジ!!
機嫌良く阿蘇を降りていたのですが、途中で渋滞・・・そこへ前から来た車から顔を出したお兄ちゃんが「Uターンせにゃならんでぇ。事故やけん通行止めじゃぁ」と教えてくれた。で、すぐさまUターンして違う道で降りられたんだけど、ムッチャラッキーでした。
あのままずっと止まってたら、祐気取りどころか、帰りの船にも乗り遅れたかも(-_-;)
前日にあれだけ迷って行けなかった霜宮の近所にもすぐに辿り着けて、そこに水くみ場が在った。
白水村で持参したペットボトル全部に汲んでいたものの、時間が早かったので、もう一度汲み直すことに!!
200円払ってたからちょっと勿体なかったけど、全部捨てて祐気取り時間内のお水を役犬原で頂きました。
お水を汲み終わって当初の目的地だった霜神社。
これが正面です | 火焚き祭りの最後に奉納相撲が在ったようです |
御祭神は天津神、天の七星、霜宮(霜疑日子神)、鬼八天と言うことですが、なかなか興味深い神社です。
本当に小さくて何もない神社ですが、毎年8月13日から10月19日の秋季例祭までの間、此処の近所にあるらしい火焚き小屋でずっと火を焚き続けるという神事が執り行われています。
最近までは、古式ゆかしく初潮前の乙女が交代で、お祭りの間ずっと祖母と二人で一晩中火を焚き続けたという事なのですが、最近はもう主だった行事の時にだけ乙女が参加するだけになったとか・・・。
鬼八さん怒らないと良いけど・・・と言うのも、健磐龍命が弓矢の稽古をしているときに鬼八は矢を拾う係りで、最後の矢をめんどくさがりの鬼八が足で蹴って返したからと言って健磐龍命が斬り殺してしまったという伝説がある。それでも鬼八はなお暴れるからとバラバラにして阿蘇のあちこちに塚を作ったとか。でも、鬼八の呪いで大寒気が来て作物が不作になり、鬼八を神として祀るからと言ったら「切られた首が冷えると痛む」と言うことで、初霜が降りるまで火を焚き続けるという神事を行うようになったんだって。
だから、ちゃんと火焚きをしないと鬼八さんが怒っちゃうかも〜(>_<) っていうかぁ首が痛いって泣いてるかも(/_;)
帰ってからこれを書くために調べてて判ったことなんだけど、近くに天神と呼ばれている場所があって、そこには昔隕石が落ちたらしい。で、その隕石を御神体として祀っているとか。
しかし、此処の火焚き神事、祀られる幣帛は7本だし、神官が時計回りに7回回って、その後順逆に回転するとか・・・なんかどうも宇宙に関係在るみたいだなぁ・・・。
御祭神の天の七星は間違いなく北斗七星だろうし、リリーバリーの言ってたUFOのペトログラフ。そう言えば阿蘇の火口からUFOが飛び出すのを良く目撃されているらしいし、太古から宇宙人が来てたのかも♪
まぁ、ねこきりの世代だと、阿蘇山から出てくるのは怪獣ラドンと決まってるんだけどね(^_-)
サービスカットです。祐気取り時間最後の空模様(*^_^*) |
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